F1バレンシアテスト終了、最終日は5万もの観客が
スペインのバレンシアサーキットで行われていたF1のシーズン前テストですが、フェラりF10を駆るアロンソの快走で幕を閉じました。
Ferrari look to have made a clean break from their disappointing 2009 campaign after lapping quickest on all three days of the first F1 test.
アロンソが初めてフェラーリのマシンに乗る、ということで地元スペインから何と5万人もの観客が詰めかけました。
3日間にわたって行われたスペインのバレンシア・サーキット、なんと最終日は5万人もの観客が押し寄せたということだ。
5万人というと、ちょっとしたF1グランプリ規模の観客ですね?
その観客の期待に答えたのか、アロンソは、テスト全体でのトップタイムを叩き出し、その結果フェラりがバレンシアテスト3日間連続でマッサとアロンソで最速タイムを記録するという結果になりました。
最終日を迎えたバレンシア合同テストはフェラーリ『F10』を駆ったフェルナンド・アロンソがトップタイムを記録。
これで3日間連続でフェラーリのマシンがタイミングモニターのトップを独占する結果となった。
まだまだ、各チームのマシンは開発途上にありますし、各チームなりのポリシーがあると思いますが、少なくとも昨年は最初からペースに苦しみ、シーズンが始まるまでテスト中のタイムが上がらなかったフェラーリですから、今年は違うぞということも予感出来ますね。
勿論、アロンソの加入によって、マシンの開発スピードも向上する筈ですから、バレンシアテストの結果を見る限りでは、まずはフェラーリが今年のチャンピオン候補と言って間違い無いと思います。
3日間のトータルタイムの集計はこちら
また、注目なのは、小林可夢偉さんがトータルで3番手のタイムを出しているということ、同時にザウバーC29がフェラーリに次に速いマシンであることです。
ザウバーF1はチーム売却から奇跡の復活、そして、昨年にビッグチームが投資したマシンを引き継いで使っていること、更に、エンジンが最速マシン(今年はフェラーリか)と同一ののもを搭載しているということ、昨年のブラウンGPの状況に似ているとも言えますね。
もしかしたら、小林可夢偉さん、今年の台風の目になるかもですね?
ご本人はいったって冷静のようですが・・・・
確かにこうして最初から好タイムが出たことは生まれ変わった僕たちの新しいチームにとって素晴らしいスタートになるものだけれど、でもこの段階で予想を立てるなんていうのは早過ぎるよ
更に、今回のテストで一番走行距離をこなしたのが、フェラーリF10ということで、トラブルも殆ど発生せず、抜群の安定性と速さを示したようです。