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クルマ

テストドライバーの名前を付けたランボルギーニ・ガヤルド LP550-2 Valentino Balboni(動画)

ランボルギーニは自社のテストドライバーを車名に付けました。
それも、これから定年で引退されるという、テストドライバーのお名前なんです。

バレンティーノ・バルボーニ氏は1967年、ランボルギーニへ入社。エンジニアとしての才能や高いドライビング技術を創業者のフェルッチオ・ランボルギーニ氏に見出され、1973年、テストドライバーに起用される。その後、バルボーニ氏はすべてのランボルギーニ車の開発に携わり、その類稀なる感性が数多くの名車を生んできた

ランボルギーニ・ミウラが製造を終了中止したのが、ちょうど1973年(Wikipedia調べ)ですから、その直後から実に35年以上の長い間のランボルギーニ車をすべてテストしチューニングしたのがこのバレンティーノ・バルボーニ氏ということですね。

その間、1970年代後半の会社倒産、そして、クライスラー傘下に、更にインドネシアの企業に売却され、そして現在のアウディ傘下に収まるまで、何度も危機的な状況を迎えていたランボルギーニ社の中で、ひたすらテストを担当していた、正に職人の方、そして、ランボルギーニにハンドリングテイストを作り上げていたのも彼ということなんでしょう。

なんたって、ランボルギーニエンジンで、3位の表彰台をゲットした鈴木亜久里さんの名前も付けられて無いくらいですしね。(仮に付けられたとすれば、ランボルギーニ・ディアブロ・SUZUKI?w)

それにしても、ランボルギーニ社がその功績を讃え、ガヤルドのサブネームとして、バルボーニという名称を与えたスペシャルチューンの車を限定車として製造したのは企業としていかに彼らがファミリーであるのかが図り知れます。
多分日本でも、そのような生涯一テストドライバーやテストライダーなんて方が必ずいらっしゃると思いますが、例えば、トヨタ LF-A TANAKAとか、ホンダ シビック Type-Kato とか車名は絶対つけられないこと確実です。
あっ、日産 Murano は村野さんがテスト担当だったのかな?w

ってことで、そんな伝説のテストドライバーバレンティーノ・バルボーニ氏がドライブし、超華麗なドリフトを決めている動画をご覧下さい・・・・

バレンティーノ・バルボーニさんは毎日、ランボルギーニをドリフトさせてたんですよね?
いいなぁw

ちなみに、このランボルギーニ 『ガヤルド LP550-2 Valentino Balboni(バレンティーノ・バルボーニ)』は、わざわざバレンティーノ・バルボーニさんな車を作る為に、ガヤルドの4WDを、2WDのレイアウトにしているそうで、本当にスペシャルなんですね。
もしあなたがバレンティーノ・バルボーニさんのように、ランボルギーニをアクセルだけで自在に操れるウデと、クラッシュしても余裕で修理出来るお金を持っているなら、この車買い!なのでは無いでしょうか?

その他イメージビデオなど

かっこイイ!バレンティーノ・バルボーニさん!