BCNランキングが2009年のデジタル一眼レフカメラ(ミラーレスを含む)のベスト20ランキングを公開されています。
今年は、マイクロフォーサーズやリコーGXRなどミラーレス機が今年の話題の主役だったようですが、実際売れたのは、キヤノンEOS Kiss シリーズが不動の1位2位を独占。
しかもこの二機種のシェアはそれぞれ10%以上合計で約30%弱とブッチ切りの状態で、やはり”Kiss”というブランドはやはり凄いんだなということ再認識w
一方で今年ブレークしたミラーレス機ですが、オリンパスのE-P1がバカ売れし一時期はKissよりも売れていたという話題もありました。
しかしながらこの結果を見る限り合計ではパナソニックのマイクロフォーサーズ機の方が売れていうる結果も見逃せません。
ニコンも他機種の投入によって、デジタル一眼レフカメラシェアを確実に奪取、歴史と伝統のあカメラ二強メーカーの次のポジションは、家電メーカーのパナソニックがそれらに続く3位のポジションとなっています。
これは、画質が良い代わりに大きく思い一眼レフカメラとは異なる需要を女流一眼というキーワードで開拓したしてマイクロフォーサーズシステムが大成功となった1年だったようです。
来年も幾つかのメーカーからミラーレス機の発表も予測されていますから、その動向が注目されることになると思います。
個人的には、APS-Cサイズのレンズ交換が可能ミラーレス機を要望します。
それは、マウントアダプタ経由で様々な一眼用レンズが使えるユニバーサルマウントカメラとして使いたいからで、流石にマイクロフォーサーズシステムでは換算焦点距離が2倍になるという制約があるので躊躇しているところ、APS-Cイメージセンサーを搭載したミラーレス機を期待したいところです。
また、それと並行してミラーレス機の価格低下も進んで欲しいと思っています。
中身的には、一眼レフカメラに対してコストの係るメカ部が無いということで、本来価格は一眼レフカメラより低く出来る可能性が高い筈ですが、現在は投資回収フェーズなのか、ミラーレス機の方がプレミアムが付いている状態です。
複数のメーカーがミラーレスに参入することが、結果的に競争が発生し価格は下落することになると思います。
しかしながら、レンズを抱合せ出来ないユニバーサルマウント、そして、ボディの付加価値低下というのは、これまで高い技術力を持ち、高機能で高性能な一眼レフカメラで利益をあげているメーカーにとって、あまり良い状況で無いかもしれませんね・・・・
ペンタックスは、ミラーレス機を出さす、中判のカメラで勝負するという独自の方針を表明しています。
ライカもAPSコンパクトとして、固定単焦点レンズのLeica S2の発売を来年に控えています。
そういう意味で来年以降は様々なフォーマットやメカニズムのカメラの選択肢が多くなる年かもしれません。
そんな感じでBCNランキングの20位はこんな感じです
1位 キヤノン EOS Kiss X3
2位 キヤノン EOS Kiss X2
3位 ニコン D90
4位 ニコン D5000
5位 ニコン D60
6位 ニコン D40
7位 パナソニック LUMIX G1
8位 キヤノン EOS 50D
9位 オリンパス OLYMPUS PEN E-P1
10位 パナソニック LUMIX GF1
11位 HOYA K-m
12位 ソニー α300
13位 キヤノン EOS 5D MarkII
14位 ニコン D3000
15位 ソニー α350
16位 HOYA K-x
17位 キヤノン EOS 7D
18位 キヤノン EOS Kiss F
19位 パナソニック LUMIX GH1
20位 オリンパス E-520
来年のランキングはどんな状況になっているのか?
やはり一眼二強のメーカーは上位を独占している状態が続いているのか?
それとも、ミラーレス機がもっともっと上位に食い込んでくるのか、今から楽しみですね!