ニキ・ラウダ氏はご自身が復帰された時、おっさん扱いされた経験からシューマッハも同様の扱いを受けるだろうと予測されていますw
『あのおっさん、まだ走れるのか?』と考えているようだった。ミハエルの場合も、今の若手からそんな風に見られるだろうね」
それを裏付けるように、同じドイツ人であり、若手の中では最も輝かしい才能を印象付けているベッテル選手は、シューマッハは若くないので、様子見だよというベッテルらしい超大物ぶりを伺わせるコメントを発しています。
シューマッハが素晴らしいドライバーだということに疑いはないけど、彼はもう若くはない。彼が若いドライバーについてこれるか様子をみてみよう
ベッテルと同世代であり、シューマッハとコンビを組むというロズベルグは、とにか史上最高のチャンピオンと組むことを歓迎。
仮にシューマッハより良い結果を出すことが出来れば、ロズベルグの株は超大幅上昇間違い無いですから、そりゃわくわくですね。
史上最高のドライバーの1人と対戦するのは、僕にとって大きな挑戦になる。
現在最も若いチャンピオンであるハミルトンは、とりあえず歓迎のコメント。
逆に、チャンピオンとして、おっさんから挑戦を受ける立場ということですね。
彼は伝説の存在だし、本当にすごい男だから
一方、既にF1から引退れた方々。
現役の頃からおっさんパワーを見せつけてくれた、ナイジェル・マンセルはシューマッハの復帰に太鼓判。
マンセルも復帰し、期待を裏切る(^^;すばらしいパフォーマンスを見せた張本人ですかえら。
彼は十分にタイトルを獲得しているので、なにかを失うことを心配する必要があると思うかい?
冒頭で、おっさん扱いを受けると指摘されていた、ニキ・ラウダ氏も復帰組。
フェラーリのチャンピオンであり、大事故から奇跡の復帰を遂げた、ラウダ氏もシューマッハが必ず成功することを確信しています。
「ミハエル・シューマッハの復帰ニュースは、F1だけに留まらない一大センセーショナルだと言える。
しかも再びロス・ブラウンと組んで、というは彼にとってパーフェクトな選択だろう。
そして、シューマッハの凄さを身に沁みて判っているのは彼と死闘を演じたドライバーであるデーモン・ヒル氏。
若さ溢れるシューマッハが最初にチャンピオン争いで戦い勝ったドライバーです。
ヒル氏は、シューマッハという人間がレースをする為に生まれて来た人間であり、レースに勝つ特別の才能を持っている人間であることを冷静に語っています。
だが、彼は特別な人間だよ。彼はレースだけをして生きてきたような人間だ。
そして、シューマッハを一番良く知る身内の方のコメント。
まずはシューマッハより先に引退することになった弟ラルフのコメント。
ドイツ人として、彼もシューマッハの復帰を期待していたのようです。
ドイツのファンにとってこれ以上のクリスマスプレゼントは考えられない」
シューマッハのプライベートを一番良く知っているは、婦人であるコリーナさんの筈です。
ミハエルのレースへの情熱は本当に巨大で、この情熱なしにはすべて不可能だったと思う。情熱が今日のミハエルを作ったんです」とコリーナ夫人。
F1を引退した後も、積極的にROCやカート、そして何よりも、40歳からのチャレンジとなるバイクレースに対しても情熱を傾けていたことは、彼が本当にレースが好きでレースが人生そのものであるということを示していたのかもしれません。
F1というより、戦うことへのモチベーションが持続していたからこそ、最も厳しいF1への復帰の決断が出来た筈です。
コリーナ夫人は3年間そんなシューマッハを見ていたからこそ彼の復帰に関して一番の理解者なのかもしれませんね。