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MotoGP 2010年から1000ccに排気量拡大

FIMが現在排気量800ccのMotoGPのレギュレーションが2012年から、1000ccと大幅拡大されることが決定しました。

グランプリコミッションは、スイス・ジュネーブのFIM本部で、チャンピオンシップの規則に関して協議を行い、2012年から最高峰クラスのエンジン排気量を従来の800ccから1000ccに変更することを決定した

そして、最大4気筒、最大シリンダーボア81mmのエンジンとなります。

このレギュレーションO-Naログさんが、市販のリッターバイクと比較されています。

ちょっとピンとこなかったので、現行1000cc市販車エンジンと比較してみると、、、

 R1:78.0mm×52.2mm
 R1000:74.5mm×57.3mm
 CBR1000R:76.0mm×55.1mm
 ZX-10R:76.0 mm×55.0 mm
 F4-1000:76.0 mm×55.0 mm
 RSV4:78.0 mm×52.3 mm
 S1000RR:80.0 mm×49.7 mm

ということで、国産の並列4気筒のスーパーバイクから、MVアグスタ、アプリリアのV4、そしてBMWのエンジンも小ほ範囲に収まりまります。
つまり、日本の4大メーカー以外もMpotoGPへの参戦が促進される効果もあるとい思います。

MotoGPも市販エンジンの使用を前提とすることになるのか、あるいは本当のMpotoGPレプリカとなるバイクも商品化されるかもしれませんね。

そうなれば排気量もWSBと重なるということで、この2つのトップカテゴリレースの棲み分けについても何か進展があるかもしれません。

ちなみに、Moto2はホンダの600cc並列四気筒エンジンに統一されますが、MotoGPが1000ccに拡大されるのは、Moto2の排気量と明確に差を付け、さらにエキサイトなレースになることを計画しているんでしょうね。

それにしても、あまりにもパワーが出過ぎて危険ということで990ccの排気量から800ccへダウンした経緯なんですが、トラクションコントロールなどの電子デバイスの進化それを解決、、また逆に800ccという排気量は立ち上がりよりコーナリング速度が重視の方向であり、800ccではやはりライダーのテクニックの差が現れにくいという現状のレース展開という面を、更に面白くしようとする意図があるということでしょう。

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