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ステファンGPは参戦しないF1チームを目指す

トヨタF1の資産を引き継いだと言われるステファンGPですが、未だ2010年の参戦は認められていません。

しかしながら、彼らは参戦しないF1チームとして運営いていく方法を見つけたかもしれません。
なんとF1をドライブしたことの無い、あるいは経験の浅いルーキー向けに、テストを提供するビジネスを計画しているそうです。

Stefan Grand Prix plans to fund its 2010 testing plans through a young driver development programme that will earn Formula 1 rookies valuable mileage, AUTOSPORT has learned.

来シーズンのステファンGPは他チームのドライバーにもテストの機会を提供し、自チームのマシン熟成に加えて経済的なメリットも得るという一石二鳥案を披露したもの

「我々は、シーズン中にドライバーを変更するチームや若手ドライバーが経験を積むために我々のマシンをテストするチャンスを提供するつもりだ。完全な商業活動になる」

2010年は、過去2年間にF1参戦経験のないドライバーがシーズン途中から参戦することになった場合、1日のみのテストを行うことが認められている。

だが、さらにテストで走りこんでからF1へデビューしようとすれば、2010年はステファンGPを利用してテストを行うことになるだろう。

本物のF1マシンを有料で提供する、普通は投資であるテストという行為を、利益に結びつけるというのはというのは素晴らしいアイデアですね。

中途半端に参戦して、レース運営に関わる多数のスタッフを抱え、多大な運用費用で苦労するより、懸命な選択かもしれません。

その背景として、現在のレギュレーションではテストが禁止されているという制限を逆に参戦しないということでビジネス化出来るということ、更に、これはFIAにとっても盲点であり、参戦の実現を促進するプレッシャーになるかもしれません。

そう言えば、フェラーリが過去のF1マシンを走行状態も含めて維持する富裕層向けのサービス、これを利用してシューマッハがF2007を走行させたことがアイデアになっていのかもしれませんね。

もしかしたら、来年はF1に参戦出来ないドライバーが共通のマシンとエンジンでその実力を比較出来る、”ステファン・タイムアタック”っていうイベントに発展するかもしれませよw

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