コンコルド協定にサインしたにも関わらず、経済状況を理由突然撤退を表明したトヨタにFIAが厳しい声明を発表しています
何故かと言えば、トヨタなどは、FIAが進めるコスト削減に反対していたからです
突然今季限りでのF1撤退を一方的に宣言したトヨタに対し、FIA(国際自動車連盟)は強い調子でこれを非難する声明を発表、公式に不快感を示した
一方のトヨタですが、涙の記者会見となったようです
コスト削減が撤退の最大の理由なのでしょうか? トヨタを始め、メーカー系のチームは予算の上限枠設定に反対していたと思うのですが、その辺の整合性をどう説明されるのでしょうか。
トヨタF1を運営していたTMGは今後も継続のようですが、代表の山科はかなりの無念な記者会見となったようです。
2009年シーズン限りでのF1撤退を発表したトヨタ。ある意味、世界中でいちばんショックを受けたのは、豊田章男社長とともに会見に同席した、山科忠チーム代表だったのかもしれない。
トヨタのF1実動部隊・TMGの会長で、チーム代表を務めた山科忠トヨタ自動車専務は4日の撤退発表会見後、「チームとしての存続もTMG売却もない」との方針を明らかにした。
トヨタ自動車が4日(水)、緊急記者会見を開き、今季限りでのF1撤退を発表した。会見後、山科忠(TMG会長兼チーム代表)が囲み会見に応じた。
今季限りでのF1撤退を発表したトヨタは、F1チームの売却を検討していないとのことだ。
ということで、TMGにとっては本社側からの無念の決断だったかもしれませんが、実際8年間一勝もできなかったということは世界のトップ自動車メーカーとしては、時既に遅しだったのかもしれません。
そして、一つ忘れてはいけなかいのはトヨタは、鈴鹿サーキットから無理矢理奪ったF1レース開催権を、お金が無くなったからと言って簡単に放棄しちゃった前科もあります
「環境車とワクワク感を両方成り立たせるべきである」と思っており、それこそが私どものフルラインメーカーにおける役割なのではないかなと思っています。
いったんF1に参戦するという決断をしたトップ企業としての、トヨタの役割は、F1を頂点としたモータースポーツのワクワク感を継続して行くことでもあったのでは無いでしょうか?
そういった意味で、トヨタのワクワク感はクルマが売れれば良いというワクワク感としか思えません。
今回のモーターショーでFT-86、ハチロクという少しはワクワク感のある車のデビューも控えていますが、アレはスバルが作ったワクワク感だとすれば、スバルブランドで出るなら考えたいと思います。
残念ならが、いまのトヨタ車にはそのワクワク感が感じられないのは気のせいでしょうか?
会見した豊田章男社長は「現在の経営環境から、苦渋の選択をしなければならないことをご理解いだきたい」と述べた。
トヨタの財政として撤退を覚悟することを決めたというのは正しい決断だと思います。
ただ、自分達ばかりの弁明に終わり、ドライバーやスタッフに心掛けの言葉も立派ですが、肝心のトヨタファンやF1、モータースポーツファンへのメッセージが足りないような気がするのですが気のせいでしょうか?
お騒がせだけして撤退、の感が強いのですが・・・・
「できればどこかのチームに乗せたいと思っています」と力強く語り、2人のF1残留に向けて支援していく意志を明らかにした。
1年間で判断した。相当、頑張りました。1年前に継続すると申したのも、本当に継続するつもりで申し上げた。1年間努力したが、この先を考えると今回はこういう決断に至った