コトによってはF1の歴史の中でも最大級のスキャンダルになるかもしれません
コトの発端はピケがルノーに解雇されたこと
ピケは地元ブラジル紙に対して、ルノーへの不満をぶちまけ、その中で昨年のシンガポールGPで、ブリアトーレから故意のクラッシュ指令が出されていたことを言っちゃったそうで・・・・
勿論これが事実であるなら、スポーツとしてのF1の根底を揺さぶる事件に発展するのは確実になっています。
ベルギーGPが行われたスパフランコルシャンで、昨年の9月に行われたシンガポールGPについて大きな疑惑が浮上。
FIA(国際自動車連盟)はこれを受け調査に乗り出す意向を表明、今後F1を揺るがす大きな不祥事になりかねない様相を呈してきた。
FIAは既に調査を開始しているようです
更迭されたピケ・ジュニアの爆弾発言から大きな騒動になりつつあるルノー・チームの2008年シンガポールGP問題だが、FIA(国際自動車連盟)はすでにパット・シモンズ/エクゼクティブ・エンジニアリング・ディレクターやこのレースで優勝したフェルナンド・アロンソ自身からも事情聴取を済ませた模様だ。
ルノーのフェルナンド・アロンソが優勝した昨年のシンガポールGPで不正工作があったのではないかと一部で報道され、FIA(国際自動車連盟)が再調査を始めることになった。これに対し、F1の商業面を支配するFOM(フォーミュラワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン会長は、ルノーのF1撤退に繋がるのではと危惧している。現地時間(以下、現地時間)1日、『ロイター』通信が伝えている。
果たして、ピケが解雇のハラ慰せに、あることないこと勢いで言っちゃったのでしょうか?
それとも、事実か?
どちらにしても、ルノーの本社としては今回の事件での騒ぎは、F1の活動がネガティブになっているという、計り知れないダメージを受けているのは確実です。
ピケは今後F1に戻って来ることは無いとは思いますが、展開次第ではルノーのF1撤退への最後の一押しの可能性もありますね。
マックス・モズレーのプライベートスキャンダル、マクラーレンのスパイ事件、F1分裂騒ぎ、などなど、F1は危機的な状況を向かえている現状で、このスキャンダルは決定的なことにならなければ良いのですが・・・・
ピケはF1の歴史を変えた男・・・・になる悪寒