なんだか最近発売されるデジタルカメラ、画素数据え置きとなる製品を多く見掛けるようになりました。
これまで、モデルチェンジ=画素数アップというデジタルカメラの進化がストップしたのでしょうか?
そんな中、ソニーが裏面照射型CMOS搭載「Exmor R」を採用したコンパクトデジタルカメラ2台を発表しました。
ソニーの裏面照射イメージセンサー技術を説明したページはこちら
この裏面照射型CMOSを始めて採用したのが、今回発売した2台のサイバーショットDSC-WX1とDSC-TX1なのですが、画素数は1020万画素。
SONY Cybershotの現行モデルの画素数が1210万画素です。
これまで、イメージセンサーの製造元であるソニーは、デジタルカメラをどんどん高画素にしてきたワケですが、1000万画素を超えた時点でいったん休止し、新技術でイメージセンサーの基本性能を向上させたのは興味深いことです。
私が今使っているコンパクトデジタルカメラは、フジフイルムのFinePix F11とGR DIGITAL IIなのですが、FinePix F11の600万画素のハニカムCCD は当時、高感度最強の性能を誇り、その後継モデルのF31fdにおいては現在でもこの高感度性能を上回るデジタルカメラは出現していないのでは無いか?と思うくらいです。例えばこちら→デジカメが退化している例 – :: 246 log ::
ソニーの新CMOSセンサーがどれくらい高感度に強いのか?
その画像が実際に見れる9月が楽しみです
もし、そうなら、F11の買い替え真剣候補ですw
関連ニュース引用:
ソニーは、裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」を搭載した薄型コンパクトデジタルカメラ「サイバーショットDSC-TX1」を9月4日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万3,000円前後の見込み。同日発表の「サイバーショットDSC-WX1」と併せて、裏面照射型CMOSセンサー搭載のデジタルカメラは世界初としている。
ソニーは、裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」を搭載したコンパクトデジタルカメラ「サイバーショットDSC-WX1」を9月18日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円前後の見込み。同日発表の「サイバーショットDSC-TX1」と併せて、裏面照射型CMOSセンサー搭載のデジタルカメラは世界初としている。
裏面照射型CMOS「Exmor R」(エクスモア アール)は、回路の下に配置されていた受光部を、上面に配置することで感度を大幅に向上させるという新技術。すでにデジタルビデオカメラ「HANDYCAM」シリーズにも採用されている。
ソニーは6日、室内や夜景など暗所でも明るい高画質撮影が可能なコンパクトデジタルカメラ「サイバーショット」の新シリーズ2機種を9月4日から順次発売すると発表した。