246logも注目していましたちょっとシュールなMazdaマツダが1970年発表したコンセプトカー、RX500が修復されとうとう本当に走ちゃいました!
このデザイン、もう40年近く前のデザインなので記憶にある方なんていないでしょう
マツダのコンセプトカーRX-500なんだそうです
Mazda RX500が走った動画はこちら
クローズされた駐車場を往復していますが、その音はちょっと荒れたサウンドですが、それもその筈、このRX500に搭載されているエンジン、実は、スパフランコルシャン用に開発されていた10Aロータリーエンジンなのです
●一人歩きした12Aエンジン
RX-500のエンジンについて、東京モーターショーで型式が公開されておらず、巷では12Aペリフェラルポート・エンジンと噂されていました。それは1970年5月にカペラが市販され、12Aエンジンが搭載されていたことに起因していると思われます。
実際に搭載されていたエンジンは10Aエンジンで、1970年スパ・フランコルシャン24時間レース用のエンジンを10機作るときに、もぐりこませて作ったそうです。なぜレーシング・エンジンかというと、当時入手出来る最高出力のエンジンということでスパ・フランコルシャン用の250馬力以上と言われるワークス・エンジンが選ばれたそうです。
「CAR GRAPHIC」1971年2月号での小林彰太郎さんのインプレッションはワークス10Aペリフェラルポート・エンジンとなっています。当然、小林彰太郎さんはご存知なわけ(と思われる)で、平然とリポートするところが凄い。
なお、ミッションは、RX-87ルーチェ・ロータリークーペ用のミッションを流用したそうです。縦置きFFの13Aエンジンを持っていたからリア・ミッドシップが出来たということです。
つまりこの動画のような走行速度では、本来のローターリー、それも、本物のレーシングローターリーエンジンのサウンドとは程遠いもの、RX500のローターリーエンジンが10000rpmで放つサウンドを是非聞いてみたいのものですね
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