F1開催権料値上げの動きで鈴鹿もピンチ?
富士スピードウェイがF1撤退に追い込まれたのも、FIAに収める開催権料金を上回る収益を上げることが困難だったということですが、その開催権料は他のGPでも問題になっているようです
トヨタが巨額の改修資金を投じてやっと獲得した富士スピードウェイでのF1開催権を、わずか2回の開催で返上に至った事実は日本のファンに衝撃を与えたが、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)が各地で開催契約締結後も料金の値上げを強いられていることがあらためて判明した。
富士スピードウェイは、鈴鹿からF1の開催権を奪う為に、更に上乗せした金額を払っていたそうです。
結局自滅し、更に悪いことには、今後日本でF1を開催する基準を引き上げてしまった、つまり歴代F1を開催していた鈴鹿も今後の開催権については相当の金額を積み上げなければならなくなっているようです。
今回、たの国のGPも開催権料値上げということで、鈴鹿が今後F1を継続できるか、さらに困難な状況になっているようです。
ジャン・トッド氏がFIA会長に立候補しているようですが、このようなF1の仕組みをどのように変えるか、あるいはそれが出来るのか、来期の日本GP開催は新FIA会長の方針も注目です。
2008年ハンガリーGPの手数料は1200万ユーロ(約16億1000万円)であったが、今週末のブダペストでのハンガリーGPに先がけて、350万ユーロ(約4億6900万円)以上値上がりしたという。