フルサイズデジタル一眼レフカメラの中で唯一動画撮影が可能となっている、EOS 5D mark IIですが、ファームアップによって、動画撮影時のマニュアル露出に対応するようになりました
えー今更マニュアルかよ??なんて思っちゃうのですが、動画撮影な方にはかなりのインパクトがある機能拡張のようなのです・・・・
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でも撮影に入る前にクルーは5D Mark IIが抱える、現場にとって最も煩わしい制限、つまり「収録中は露出設定をマニュアルで制御できない」、「撮影中は効率的フォーカスシステムがない」という問題をクリアしなくてはなりません。
それが、今回のファームアップでマニュアル露出が使えるようになり、ユーザは純正のEFレンズで自由にレンズの非写界深度をコントロール出来るようになったワケです
また、マニュアル露出という設定は、これまでの、スチルカメラの概念、絞りとシャッタースピードがマニュアルということで、デジタルの利点である、感度も自由にコントロール出来る、感度AUTOモードも搭載されているようです
つまり、シャッタースピードを適正に与え、絞りで非写界深度を調整して撮影する場合でも、感度側が自動的にシフトして、適正露出で撮影してくれることも出来るようになるのです
また、35mmフルサイズのイメージセンサーで得られる画質とその立体感は、正にムービー品質といえるかもしれませんね
ちなみに35mm銀塩フィルムの起源?はライカが映画撮影用のフィルムを、スチル撮影用として用いたのが由来とのことで、そこから35mm=フルサイズの歴史が始まったワケですが、逆に映画撮影の時、この35mmフィルムは、縦方向に使われるワケで、所謂ハーフサイズ・・・例えばフォーサーズくらいの面積となります
ということで、今のところ映画レベルの動画撮影が出来る最強のデジタル一眼レフカメラとしてEOS 5D mark IIは更に進化を遂げたことになります。
ニコン、パナソニック、ペンタックスから続々と動画撮影可能なデジタル一眼レフカメラが発表sあれていますが、そのパイオニア的存在(世界初はNikon D90)な5D mk2はそれでも、最強の動画撮影デジタル一眼レフカメラはキヤノン EOS 5D mark IIと言えるかもしれませんね。
これで、メモリスロットがダブルであれば、本当に言うこと無いんですがね;;;;^^)
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ァームウェアを更新することで、動画撮影時のISO感度、絞り値、シャッター速度が任意に設定可能になる。キヤノンでは、主に動画を撮影するプロユーザーからの要望に応えたものとしている。これまで、EOS 5D Mark IIでの動画撮影時は、ISO感度、絞り値、シャッター速度が自動で設定されるプログラムオートのみだった。
ISO感度はAutoと、ISO100?6,400、H1が選択可能。シャッタースピードは1/30?1/4,000秒の間で設定できる。なお、ISO感度、絞り値、シャッター速度のいずれも、電子ダイヤルを回すことで動画記録中に変更できる
Canon has announced a firmware update for its EOS 5D Mark II digital SLR enabling manual exposure when shooting videos. With the updated version, users will be able to manually adjust the shutter speed, aperture and ISO settings in the video mode. The new firmware will be available for download on 2 June 2009 from Canon’s website.
Canon has apparently been reading the numerous forum posts where 5D Mark II users have requested – nay, demanded – manual exposure control for their videos. Well an email from Canon USA has confirmed that it’s coming . . . in June to be exact.
The new firmware is said to have been produced in response to customer feedback, and will allow manual control of the aperture, shutter speed and ISO sensitivity equivalent when shooting video. Previously, all three variables were controlled automatically, with the only user input available being the ability to specify exposure compensation during video recording – with no input over which variables were changed to what degree to yield the new exposure level. A full selection of apertures will now be possible, while available shutter speeds will range from 1/30th to 1/4000th second. ISO sensitivity selections will include Auto, ISO 100 to 6,400 equivalents, and H1 (ISO 12,800 equivalent).