こちらが、50ccエンジンを搭載した世界でもっとも速いバイクBuddfab Streamlinerです。
このバイクで最高速のメッカ、ボンネビル・ソルトレイクにて233.3km/hの世界記録を樹立したのです。
On the opening day, Sept 2, of the 2008 International Motorcycle Speed Trials by BUB held on the Bonneville Salt Flats in Utah, John Buddenbaum of Sunnyvale California piloted the Buddfab Motorcycle Streamliner to a two way; flying start; one mile average speed of 144.966mph (233.300 km/h). This performance exceeded
そのときのビデオはこちら
2ストローク50ccエンジンのサウンドを響かせ特に、高回転のレブリミット付近で一気に盛り上がるパワー特性が聞き取れますね。
で、エンジンは Aprilia RS50に搭載されている50cc 2ストロークエンジン
で、こちらがそのエンジンをいかに200km/hまでパワーアップ出来たのか?の開発秘話
first run with the turbocharged fuel 50cc
当初、最高速を狙うエンジンの定番であるニトロによってパワーアップを狙っていたようですが、オイルを混合して燃焼させる2ストロークエンジンの特性から、高回転では思うようなパワーアップが出来ず断念。
次にスーパーチャージャーを考えたそうですが、アプリリアのエンジン構造から困難だったようですが、その後、eBayで、日本の軽自動車の660ccエンジン用のタービンを発見。。。
そのタービン容量は50ccエンジンには大き過ぎると思われたのですが、試しに使ってみると、14700rpmのレブリミット直前の1500rpmでパワーを発揮出来るという、正に最高速チャレンジ向けのエンジンが出来てしまったとのことです。
ということで、正に手造り満点の世界最高速度記録ですが、それ以前は何と1981年に記録されたKrieidler(クライドラー)のワークスマシン?と27年ぶりにその記録を打ち破ったということです。
こちらはクライドラーの、50ccの最高速チャレンジの歴史ページ。
こちらが、アプリリアRS50の本家ページ