日産のエンジンが全てTurboになる日
日産自動車は今後ファミリーカーを中心にターボエンジンをどんどん投入していくそうです。
いったいどういうことなんでしょう?
そのキーワードは、ダウンサイジングエンジン
小型のエンジンにターボなどの過給器を取り付けて、ワンサイズもツーサイズも上のエンジンと同等の出力を得ながら、小型エンジンとして燃費も両立することで、エコな自動車を作る為なんだそうです。
日産自動車は8日、環境対応技術の一環としてターボチャージャー(過給器)を付けた新型エンジンを平成22年から順次、小型車に搭載していく計画を明らかにした。
す「ダウンサイジング」と呼ばれる新型エンジンを2010年から順次、小型車に採用する計画を明らかにした。パワーを引き上げ、約3割程度排気量の大きなエンジンと同等の出力を実現させ、燃費向上や二酸化炭素(CO2)排出量の削減をアピールする。
日産は国産初の量産ターボエンジン車として、セドリックとグロリアを発売しました。
以来、日産はターボエンジンを常に高出力エンジンとして熟成してきた訳ですが、その究極が、ポルシェおも凌駕するGT-Rとして具現化されているワケですが、ターボエンジンというと、速いけど燃費が悪いというイメージが付いて回っていました。
でも本来は排気エネルギーを回収している訳で、熱効率という面では優れている筈なのですが、ダウンサイジングエンジンという考えで、ヨーロッパ車は積極的にターボを採用するようになりました。
その典型というか、究極のエンジンはフォルクスワーゲン・ゴルフのTSIエンジンで、ターボ+スーパーチャージャーというエコエンジンなのですね。
こちらの記事→実燃費とカタログ燃費 – :: 246 log ::でも、VW のTSI エンジンは実燃費でも優れた結果を残しているようですね。
ということで、これから日産のファミリーカーには、Turboのエンブレムが付くようになるみたいですね。