ディフューザ問題も結論が出、各チーム流石に中国GPで改良ディフューザを投入するのはキビしいようですが、フェラーリは中国GPでちょっと早くなるかもしれません・・・・
それは、いったいどういうことなんでしょうか?
AUTOSPORT.comによれば、フェラーリは中国GPでKERSを使用しないそうだからです(^^;;;
Ferrari will not use its kinetic energy recovery system in this weekend’s Chinese Grand Prix, team boss Stefano Domenicali has announced.
前のマレーシアGPで大雨の中、なんとKERSのバッテリーがショートし白煙を上げたところからも、まだフェラーリのKERSは未完成なのでは無いか?と予測されます。
となれば、ブレーキ時の問題、そして重量配分の問題も考慮すれば、コースレイアウトによってはKERSが無い方が有利になるかもしれません。
一方中国でも積極的にKERを使ってくるチームがあります。
まず、ルノーチームは中国GPでKERSを用いることを決定しました。
ルノーチームは、今週末の中国GPでもKERSを使用する予定だ。KERSはドライバーに限定的な推進力を与えるが、一方で重量が増すことでデメリットにもなるため、搭載するかどうかはドライバーにゆだねられている。
ルノーチームは、今週末の中国GPでもKERSを使用する予定だ。KERSはドライバーに限定的な推進力を与えるが、一方で重量が増すことでデメリットにもなるため、搭載するかどうかはドライバーにゆだねられている。
ルノーはKERSの進化に自信を持っているようです。
そしてBMWはこれまで、ドライバーの体重と身長の問題から、ハイドフェルドのマシンはKERSを搭載、に対し、クビサのマシンにはKERSを搭載していませんでした。
それがKERSシステムの小型化を達成し、クビサにKERSを搭載可能になったようです。
BMWザウバーは、スペインGPでロバート・クビサがKERSを搭載できるように軽量化したF1.09を投入する予定である。
BMWザウバー・チームによれば、今週行われる中国GPで同チームのロバート・クビサ(25歳:ポーランド)が初めて「KERS」(Kinetic Energy Recovery System:運動エネルギー回収システム)装置を使用する方針であることがわかった。
となればBMWのKERSの小型化によって一番の利益を受けるのは、元々KERSを搭載出来ていた、ハイドフィエルドの方かもしれませんね。
さて、中国ではKERSの選択が結果にどのように影響を与えることになるのでしょうか?