FIAのF1公式ページで、いまお騒がせなディフューザー問題に関する解説記事が掲載されています。
FIAの解説によれば、注目されているブラウン、トヨタ、ウィリアムズの3チームが共通しているのは、左のイラストのように、後ろから見ると、窓、又は、穴(二重構造)のような形状が特徴であり、ウィリアムズのは垂直方向に長い形状、他2チームのは水平方向に長い形状で、二重構造になっているそうです。
一方の右側はフェラーリのディフューザですが、センターと左右の3チャンネル共上限が揃っているのが明確なデザインなのに対して、上記3チームは、特にセンターチャネルの部分がの上限はどこなのかが不明確に見えるのかもしれません。
そして、こちが3チームのディフューザーを捉えた貴重な写真・・・・
これを見ると、やはりブラウンGPのそれが一番アグレッシブな形状をしていますね。
デュフユーザの上限は175mmとレギュレーションに決まっていますが、センターの衝撃干渉部がまるでデュフューザの一部のように一体化した空力処理がビミョーだといういうこと、そして、それに連なる二重構造が問題になっているようですね。
そして、アロンソは現実的な意見を述べています。
“We’ll have to see what they decide on the 14th,” Alonso told Cadena Ser radio. If they are allowed to race with it they have a bit of an advantage and all teams will try to copy that idea.
もし、このまま、3チームのディフューザーが走ることが出来るならば、残りのチームもすぐにコピーすることは可能だが、全体のバランスを纏めるのに時間が掛かるとのことです。
皆さんはどう思いますか?