やっぱりアメリカ的には×だったWBC
ワールド・ベースボール・クラシックで見事2回連続でチャンピオンを獲得した日本、そしてその日本と4回も戦った韓国では、その勝利に一喜一憂、国中を挙げて盛り上がったワケですが、主催国であるアメリカではそれほど盛り上がっていなとの報道でした。
その実態はどんな感じだったのでしょうか?
オールスターが各国の威信をかけて競い合うワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、ベースボール・ファンにとっては夢のようなイベントのはず。しかしながら、そのベースボールを国民的娯楽と呼ぶアメリカ本国での冷めた反応は隠せない。「何かがおかしい」「やめちまえ」と辛らつなスポーツコラムもネットに溢れている。
アメリカ国内の1試合平均17,181人、集客率42.3%で球場のキャパの半分以下。つまりガラガラ、しかも、母国であるアメリカの試合でも、アメリカを応援するより敵国を応援する観客の方が多いという始末だったようです。
しかもテレビ視聴率は、1.3%と日本であれば番組として成立しないくらい・・・・
ということで、米国内での開催の意義も問われほどだそうですが、メジャーリーグのスカウトにとっては、各国で選抜され、世界の選手の見本市となるこの大会が一番効率良く選手を選別出来るワケで、アメリカ人の中でで喜んでいるのは各球団のスカウトくらいのようです。