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バイク:話題

Moto2エンジンは単一エンジン?

現在バイクの世界GPは、800cc 4ストロークエンジンの最高峰クラスMotoGP、250cc 2ストロークエンジンで争われるGP250クラス、そして、2ストローク125ccエンジンのGP125クラスとなっていますが、GP250クラスも4ストローク600ccエンジンに移行することになっています。

昨年末の発表では、このようなレギュレーションになっていました。

2011年から250ccクラスに替わる新クラス:Moto2のテクニカルレギュレーションが発表された。

600ccエンジンなら4気筒を上限として、各メーカーがこれまで通り開発ししのぎを削ることになっていましたが、先日、これを単一メーカーのエンジンにするとの発表がありました。

The FIM, motorcycling’s governing body, has announced that the new Moto2 category will use a single brand of engine.

4気筒600ccエンジンとなると、実質日本の4メーカーの独断場といって良いエンジン形式ですが、これまでのエギュレーションは日本以外のメーカーの反発となっていました。

更に、今年の経済状態の悪化により、WGPもコスト圧縮案を急遽進める必要性が出ていましたが、現状では、カワサキなどMotoGPから撤退するメーカーも出ている中、更に下のクラスで、エンジンからシャーシなどッゼロから開発する余裕が世界的に無くなっているのかもしれません。

ということで、このMoto2 クラスのエンジン単一化は現実的な選択のような気がします。

ちなみに、シャシは自由ということで、コンストラクターの差はこれまで通り発生しますし、エンジンが同一条件になることから、ライダーの腕の差とシャーシのセッティングなどに興味が集中することで、MotoGPとはまったく違う面白さのカテゴリが誕生すると思われます。