マジコンがマジダメに?被害3000億円により
これまで、黙認気味だった、ニンテンドーDSやDS LiteそしてDSiでも使えてたマジコンですが、本格的に実態調査するそうです。
携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の正規ゲームソフトだけを使えるようにするプロテクト(防御)を無効化する改造コード(暗号)がインターネット上で公開され、「プロテクト外し」が横行していることが27日分かった。改造コードによるプロテクト外しは「マジコン」と呼ばれる機器を使った違法コピーの温床とされ、コンピュータソフトウエア著作権協会は、こうした行為が技術的制限手段の提供禁止を定めた不正競争防止法に違反するとして実態調査に乗り出した。
その要因として、ゲーム業界が蒙る被害はなんと3000億円!!というとんでも無い金額に昇るからだとか・・・
平成16年の発売以来、国内での累計販売台数が2500万台以上、全世界では8000万台以上に上る「ニンテンドーDS」。爆発的人気の陰で、違法コピーやプロテクト(防御)外しによる不正利用が横行、被害総額は全世界で3000億円を超すとの試算もある。ゲームメーカーは対策に力を注ぐが、根本的な解決策はなく、著作権団体は「産業の衰退につながる」として法整備を求めている。
これまでは大手ネット通販からでも容易に入手できたマジコンですが、とうとう当局の手が入るということでしょうか?
まぁ一方で、過去の多くの資産を生かすという意味では、それなりの役割もあったと思われますが、DSiで過去ゲームの販売を促進するニンテンドーとしてもかなりアレな存在になってきたのかもしれませんね。
とにかく、ゲームの違法コピーはダメってことで宜しくお願いいたします。
「ニンテンドーDS」ソフトを不正コピーしたデータを利用できる機器「マジコン」の販売差し止めを任天堂とゲームソフトメーカーが求めた訴訟で、東京地裁は2月27日、業者に対しマジコンの輸入販売禁止と在庫廃棄を命じる判決を言い渡した