ピニンファリーナがピニンファリーナを手放す!
世界的な自動車不況の中、イタリアの超名門ピニンファリーナも経営再建を模索していたようですが、カロッツェリアの称号の一部である、自動車の生産から撤退することになったそうです。
営再建中の伊ピニンファリーナは12月31日、創業一族が株式を手放すことで銀行団と合意に達した。また2011年をもって現在の受託生産事業から撤退することも明らかにした。
これで、完全なデザイン&インダストリコンサルティング会社になるということでしょうが、創業者が完全に株式を売却したことは、ピニンファリーナの企業の今後として大きな転換期を迎えたということでしょう。
一方で、この発表により、ピニンファリーナは企業倒産を免れたということで、今後も自動車の美しく機能的なデザインを供給する会社として、あるいは、ブランドとして末永く活躍して欲しいと思います。