富士フイルムが6X7の新中判カメラをついに発売
富士フィルムがプロトタイプとして公開していた、蛇腹式折りたたみの中判カメラを5000台限定で発売するようです。
富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、携帯性に優れた蛇腹折りたたみ式の軽量・コンパクトボディを実現し、また、2種類の画面サイズ(6×6cmまたは6×7cm)から選択して撮影することができる、中判フィルム(*1)カメラの新製品「GF670 Professional」を3月中旬より限定5000台で発売いたします。
今回発売する「GF670 Professional」は、35mmフィルムと比べて約3.6倍(6x6cm)もしくは約4.5倍(6cmx7cm)の大きな画面サイズで撮影できるカメラです。フィルムの画面が大きいので全紙サイズに大きく引き伸ばしても、画質が落ちることなく精密でなめらかにシーンを描き出し、銀塩写真の魅力を存分に楽しむことができます。
ここ最近デジタルカメラではちょっと元気の無い富士フイルム、とは言え、本業である、銀塩フィルムについてはこのようなすばらしい製品を開発していたのですね。
デジタルカメラも良いですが、中判銀塩フィルムの圧倒的な表現力は一度味わうと、病み付きになることでしょう。
中判カメラは、所謂フルサイズよりもさらに大きな撮影面積となりますので、大型になりがちですが、蛇腹による沈胴レンズとしたその機構は、クラシカルでもあり、合理的でもある、独特のフォルムを見せ付けてくれますね。
限定5000台、25万円くらいになるようです。
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富士フイルムは2009年1月28日、携帯性を重視した軽量コンパクトなじゃばら折りたたみ式の中判フィルムカメラ「GF670 Professional」を発表した。2種類の画面サイズを選んで撮影できる。オープン価格で3月中旬から限定5000台を発売する。
35mmフィルムと比べて約3.6倍(6×6cm)、または約4.5倍(6cm×7cm)の中判フィルムは、全紙サイズに引き伸ばしても、画質が落ちず、精密でなめらかなシーンを描き出し、銀塩写真の魅力を存分に楽しめる。