2008年はEeePCやHP miniなどウルトラモバイルPCがブレークした年ですが、それにさかのぼる所2年前から元祖ミニノートPCを発売していたメーカーが工人舎です。
06年12月、7万9800円の低価格ノートを売り出した工人舎。ニッチ市場を開拓してミニノートブームの火付け役となり、激戦の中でも売り上げは前年比2倍以上という好調を持続している。
「店長、このノートパソコンを7万9800円で売り出してみませんか」
元々日本はミニノートPCの市場が潜在的にあり、かつてはIBMやSONYも超コンパクトなミニノートPCを発売していたことがありました。
ただ、工人舎のミニノートPCが決定的に違ったのは、超低価格だったということです。
今ではEeePCの更なる超低価格戦略と世界経済情勢が重なり、またとないミニノート市場がブレークしているようですが、工人舎は日本のPCメーカーとして、日本人に合うミニノートPC、例えばワンセグを搭載したモデルなどを発売することで独自のポジションを得ているようです。