写真の急速なデジタル化、カメラマン、あるは写真家を職業にされている方にはどのような仕事の変化が起きているのでしょうか?
”感じ”だけでは、デジタル化が進む中でのカメラマンの仕事ぶりを論じるには心許ない。なので『コマーシャル・フォト』の2009年1月号に「フォトグラファーの仕事白書2009」という、全国の写真家を対象としたアンケートが掲載されていたので、この結果を紹介しながら、「デジタル化」について少々考えてみたい。
フィルム時代、アマチュアの方で一番の問題だったのが”数を撮る”ということでした。
しかしデジタルになって誰もが、ほぼ無限に写真を撮ることが出来るようになり誰もが気軽に撮影の機会を増やすことが出来、中にはプロ並の才能を発揮され、プロと同様のお仕事をされている方も幾人かいらっしゃるようです。
しかし、この記事を見ると、写真を生活の糧に出来る方というのは、限られた才能のある方、それは写真の実力だけでなく、プロモーション力、営業力、そして、いかに収益を高くするかの工夫が必要のようです。
機材の垣根がアマチュアとプロの間で取り払われようとしている今だからこと、本当に価値のある才能を持つカメラマンが生き残ることになるのかもしれませんね。