「デジカメ 2.0」時代
コンパクトデジカメでは高感度、手ぶれ補正、顔認識、、、、デジタル一眼レフでは、ゴミ取り、手ブレ補正、ライブビュー、階調補正とデジタルカメラとしての付加価値は一巡し、各社、各価格帯のデジタルカメラを選んでも、これらの殆どの機能が搭載されていることになっちゃいました。
今後デジタルカメラはどのように進化して行くのか?
まさにデジタルならではの良さを生かした、新しい進化の波が到来しつつあります。最も未来を感じさせる機能の一つが、デジタル一眼レフカメラの動画撮影機能です。代表機種はキヤノンが2008年11月に発売した「EOS 5D Mark II」(図1)。一眼レフで動画が撮れる一番のメリットは、何と言っても別次元の高画質が得られることです。ま
日経PC様では、「デジカメ2.0」として動画撮影機能を挙げられています。
デジタル一眼レフでは、Nikon D90が開拓し、Canon EOS 5D mark IIがそれをいきなり芸術の域まで高め、一気に開花しました。
コンパクトデジタルカメラでは、H.246で録画し、YouTubeに投稿できる機能がウリになるなど、なるほど、デジタルカメラの世界では確実に動画機能が拡充しているようです。
ただ、それを早めに予感していたモデルもありました。
1つは”デジカメ”という商標を持っており、パナソニックからの買収で話題のサンヨーのXacti(ザクティ)です。
デジタルカメラの価格帯の中に、外観はムービースタイルで登場、静止画と動画を対等に扱うデジタルカメラとして、独自の地位を確立しています。
また、Xactiに続けとばかりに、大Canon様が追従したPowershot TX-1ってのもありました。
そして、実は隠れて動画撮影の重要さを主張していたのは、同じくキヤノンのPowershot Sシリーズです。
高倍率デジタルカメラに、ステレオ音声を撮影出来るマイクを搭載し、動画撮影しながら、静止画もちゃんと撮影出来る、勿論その間のズームも可能(デジカメ動画中にズームできない機種が殆ど)という、運動会用のカメラとしてはかなり重宝されていたのでは無いでしょうか?
そして、動画を究極に極めたデジタルカメラは、CASIO EXILIM EX-F1の、これまで、民生品ではとうてい実現できなかった超高速のフレームレートで撮影し、ミクロな時間の経過を再現する動画性能にはびっくりしましたね、、、
ということで、既にデジタルカメラでの動画撮影は浸透している感もあり、デジカメ2.0 と呼ぶにふさわしいか、、、、ちょっと考えちゃいますね。
あと最近ブレークしそうなデジタルカメラの新しい機能としては、GPS、無線LAN対応、そしてボディ内でのアートワーク加工ツール、、、などでしょうか?
そして、私的にデジカメとして気になるのは。。。
k・これまで常に向上して来た画素数はいったいどこで打ち止まるのか?その瞬間が見たいこと
・そしてメモリはどこまで多くなるのか?あるいは、Eye-Fiが出現したように、写真は常に外部ストレージと同期してるんじゃないか?ということです
ということです。