オリンパスはE-30と同時に、新標準レンズ、「ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 II」も発表しました。
E-30のキットレンズになると思われ。
オリンパスは、フォーサーズシステムに準拠した交換レンズ「ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 II」を12月20日に発売する。価格は8万7,150円。
2003年に発売された「ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5」の後継となる製品で、「E-30」などに採用されているコントラストAF「ハイスピードイメージャAF」に対応したほか、円形絞りを採用することで美しいボケ味を実現した。
ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5は、オリンパス、そしてフォーサーズのデジタル一眼レフカメラとして初号機、E-1のキットレンズとして発売されたレンズです。
他社であれば、28mm-108mmの画角でF2.8-3.5であれば、プロ用レンズとして十分通用する訳ですが、この14-54はコンパクトで明るく、そして開放から最高の画質を提供するレンズとして、オリンパスデジタル一眼レフカメラ用の中核レンズとして活躍してきました。
しかし、少し前に(そのときは)その後継と思われた、12-60mmを発売、、、、誰もが14-54はディスコンになるのではと思われていましたので今回の発表はある意味意外なのかもしれません。
ただ、12-60よりは軽量なこと、そして歪曲収差が少ないことで、14-54もかなり魅力ありますし、オリンパスのレンズのリファレンス的な画質を提供しますので、今回改良されたのはオリンパスの良心と言って良いのでは無いでしょうか?
ちなみに、オリンパスのフォーサーズレンズ群は、S(スタンダード)、H(ハイグレード)、SH(スーパーハイグレード)の3つのランク、つまり松竹梅に分けられていますが、その中でハイグレードレンズが一番コストパフォーマンスが高く、かつ軽量で、高画質ということで他社システムに対して一番美味しいランクでは無いでしょうか?
こちらは超広角域をカバーするOLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 11-22mm F2.8-3.5
こちらは、望遠域をカバーするOLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED50-200mmF2.8-3.5SWD
こちらは、フィッシュアイレンズZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
こちらはマクロレンズ、ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
これらスタンダードレンズは価格がお手ごろなのは当然として、どれも評価が最高のレンズばかりですね。。。