バルセロナでトロ・ロッソのテストに参加した佐藤琢磨さん、当日のトップタイムをマークし存在感を見せつけましたっ!
そうした中、来季F1復帰に向けこれが重要なテストになるとみられる日本の佐藤琢磨がブリヂストンのスリックタイヤで初日堂々のトップタイムを記録してみせた。
トップタイムを記録したのは、F1復帰をかけてトロ・ロッソのテストに参加した佐藤琢磨。121周を走行した佐藤琢磨は、この日唯一の1分20秒台である1分20秒763というタイム記録し、2番手タイムで同じくトロ・ロッソのシートを狙うセバスチャン・ブエミに約コンマ3秒の差をつけた。
2008年仕様と2009年仕様のクルマが入り交じっていたため、計測されたタイムはチーム間のクルマの速さやドライバーの速さを示しているわけではない。来シーズンのレースシート争いが演じられているトロロッソでは、佐藤とセバスチャン・ブエミが二人とも同じ2008年仕様のマシンに乗り込み、佐藤が1分20秒763、ブエミが1分21秒071をマークしている。
佐藤琢磨がトロロッソ・フェラーリに搭乗して最速タイムをマークした。今回のテスト走行はテストドライバーを中心に17台が走った。
トロ・ロッロは実質的に来期空く予定のシート1に対して3人のドライバー候補を据えています。
2009年のドライバーラインナップの可能性を評価するため、トロ・ロッソは、レッドブルが支援するセバスチャン・ブエミ、2008年のレースドライバーであるセバスチャン・ボーデ、そして元ホンダとスーパーアグリのレーサーである佐藤琢磨の3名に、テストのためのシートを与える。
今回の佐藤琢磨さんのテストは、前回テストが午後からの雨で中断した残りのテストという位置付けのようで、つまりは来期のドライバー候補選択の残りの宿題への回答ということで、最低限の条件として、琢磨さんはライバルのブエミを上回るタイム出さなければ即アウトということでしょう。
ドライバー面から先に触れると、ブエミも琢磨も多くの周回を走り、ミスもなかった。2人がSTR3をドライブした経験は非常に限られていることを考えれば、これは称賛に値する。さらに言えば、2人のタイムが1番手と2番手タイムだったことも尋常ではない。
一応の成果を出して踏みとどまった琢磨さん、、、しかしながら、ブエミは3日間のテストで1台のマシンを独占するという特権的な扱いとなっています。
ブエミ最優先の中琢磨さんが残された道は残りのスケジュールでブエミを圧倒的に引き離すタイムと、テストマネージメント能力が要求されるということです。
日本人のF1ファン全員が琢磨さんのF1復帰を応援している(筈)です。
頑張ってください!