先日は海外記事をお知らせいたしましたが、本日オリンパスが日本でもE-30を正式発表しました。
オリンパスイメージングは2008年11月5日、デジタル一眼レフカメラ「E-30」を発表した。同社のデジタル一眼レフカメラのラインアップでは、既に発売している入門向けの「E-420」「E-520」と、最上位の「E-3」の間に位置する中級機となる。発売は2008年12月20日、予想実勢価格はボディー単体で約15万円。
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画面縦横比は4対3を基本に、16対9や6対6など9種類から選択が可能。コンパクトデジタルカメラと同じ感覚で使える「ハイスピードイメージャAF」に加え、タテ位置撮影に対応した2軸可動式液晶モニターによりライブビュー撮影時の使い勝手も向上したという。
オリンパスは、デジタル一眼レフカメラ「E-30」を12月20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、本体のみが15万円前後、「ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 II」が付属するレンズキットが20万円前後の見込み。
新製品は9月に投入が表明された(→オリンパス、11点測距AFのE-システム中級機を投入)、同社製品ラインアップ中では「E-520」と「E-3」の中間に位置する中級機。既存製品にない特徴として、”作風”をプラスする「アートフィルター」機能を搭載した。
このアートフィルターは、「ポップアート」「ファンタジックフォーカス」「デイドリーム」「ライトトーン」「モノクローム」「トイフォト」の6種類が用意され、フレーミングした被写体をそれぞれのイメージに映し出す。画一的な処理ではなく、撮影(被写体)ごとに画像分析が行われ、イメージ沿った仕上がりになるよう、色彩やシェーディング、ぼかしなどのパラメータが変更される。それぞれはライブビューによって、撮影前に効果を確認することが可能だ。
「E-30」は、同社のデジタル一眼レフフラッグシップ機「E-3」と、エントリー機「E-520」の中間に位置する中級機。角度可変の液晶モニターなど、外観はE-3に準じつつ防塵、防滴機能などを省いて低価格を実現したモデル。撮像素子は新開発の有効1230万画素ハイスピードLiveMOSセンサーで、最大5EVステップに相当するボディ内手ブレ補正機能、超音波によるダストリダクションシステムを搭載する。また新開発の画像処理エンジン「TruePicIII+」を採用し、新機能「アートフィルター」や低輝度側の階調を残したまま高輝度側の階調を広げる「ワイドダイナミックレンジ」を実現した。
多彩な写真表現が簡単にできる「アートフィルター」機能を追加した。色をカラフルに強調する「ポップアート」や、柔らかいトーンで幻想的な雰囲気を演出する「ファンタジックフォーカス」など6種類のフィルター効果を搭載。これまで特殊レンズや外付けフィルター、パソコンなどによる複雑な画像処理が必要だったクリエイティブな写真表現を簡単に楽しめるという。画面縦横比は、標準の4対3のほか、ワイド画面の16対9、中判カメラの6対6など9種類から選択できる。
アメリカのCNETでオリンパスのデジタル一眼レフ新製品「E-30」の詳細な記事が公開されました。
しかし、その後速攻削除。おそらくフライング掲載だったんでしょうね。
オリンパスおよびフォーサーズファンの皆様、おまんたせいたしました!
昨晩米CNETがフライング公開してしまった、話題の新製品「E-30」がとうとう正式発表となりました。
最上位機種「E-3」を継承した高速性能を備え、全点クロス式の11点のAFセンサーは縦横それぞれ2ラインのツインクロスセンサーを採用し、AF精度を高めている。また高速連写性能は秒5コマを実現し、シャッタースピードは最高で1/8000秒を実現する。
同時にスペックや中身の詳細も発表されていますが、E-30はデジタル一眼レフカメラの中級機として主張できるかなり立派な内容を誇るようです。
E-30はオリンパスのモデル中E-30とE520の中間的なポジションの製品ですが、モノによってはフラッグシップのE-3を上回る内容になっています。
特に、ソフトウェアは大幅に進化しているようで、ボディ内で数多くのアートフィルタを設定することが出来ますし、RAW撮影した4枚の写真をオーバーレイ処理し、銀塩時代の多重露光をシュミレーションするモードを搭載しています。
また、顔認識や進化したコントラストAF「ハイスピードイメージャAF」で、よりライブビュー機能の価値が高くなっています。
E-3で好評だった背面回転液晶も、2.7型→3.0型に大型化され、E-3より優れたコントラスト検出AFで、よりライビューの使用価値を高めています。
更に、デジタル一眼レフの基本性能としてはペンタプリズムによるファインダー、11点全点クロスポイントのAFサンサなど、E-3並の内容です。
一方で、E-3から防塵、防水が省かれ、軽量化されていますので、E-3ほどヘビーな使い方しないけど、E-520よりAFやファンダーが優れたカメラを使いたい方にぴったりなのではないでしょうか?
価格はE-3とE520の中間のようです。