Impress様にキヤノンのフラッグシップコンパクトデジタルカメラPowerShotG10のレビュー記事がアップされています。
画素数アップと同時にレンズの広角側が広くなったのが特徴と言える。大手量販店での実勢価格は6万円程度だ。
レビューを要約すると、、、
◆ボディ
・実に350g。手に持つとずっしり重く感じられる。
・外観上の特徴でもあるノスタルジックな操作系は、こういうのが好きな人にはウケる
◆レンズ・モニタ
・望遠の迫力はワンクラスダウン一方、広角端が28mm相当に広がったのは大きい
・手ブレ補正(IS)も内蔵約4段分に強化
・開放F値はF2.8?4.5と平凡そのもの。明るいレンズに比べると面白みはない
・大口径レンズと可動式液晶モニターの両方がなくなったままというのはうれしくない
・一番の売りは、レンズの広角化だと思う。このクラスのカメラを買おうと考えている人にはアピールするはず
◆操作系
・ダイヤルの見た目はクラシカルでかっこいい、アルミ削り出しで質感もいい。クリック感もほどほどでいじっていて楽しい。
・わざわざ左手側肩に露出補正ダイヤルを置く理由は謎
・ズームレバーはとても存在感が薄い。地味というか、貧相すぎ
・一は疑問だが便利に感じたのはISOダイヤル。
◆メニュー
・ 表示は凝っている。暗い場所でほんのり光っているのがなかなかに風情がいい
・モードダイヤル、ISOダイヤル、露出補正ダイヤルを回すと、画面にさまざまな表示があらわれる。暗い場所でもきちんと確認できるのはいい
・一方、コントローラーホイールを回すと、絞り値やシャッター速度がのバーグラフ表示があらわれるが興ざめ。被写体を見る邪魔をしないでくれと言いたくなる
ということで、キヤノンG10は操作系やメニューにかなりの拘りを持たせたコンパクトデジタルカメラだと言えると思います。
場合によっては、デジタル一眼レフ以上の操作バリエーションを持っていて、カメラの設定を変えながら撮影する人にとっては、最高のデジタルカメラでは無いでしょうか・・・・