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Panasonicのマイクロフォーサーズの狙い

パナソニックはフォトキナ会場で、マイクロ・フォーサーズ機G1のコンセプトについてインタビューに応じています。

マイクロフォーサーズ規格の発表から、わずか1カ月あまりで対応製品を発表したパナソニックは、フォトキナのブースにおいてLUMIX DMC-G1を大々的に展開している。144万画素相当(フィールドシーケンシャル方式48万画素)の電子ビューファインダー(EVF)に加え、高速読み出しが可能なLiveMOSセンサーと高速プロセッサを組み合わせたDMC-G1は、従来のEVFが持つネガティブなイメージを大きく変える見え味で来場者を驚かせている。

・マイクロ・フォーサーズの規格とG1の開発は並行で進めてた
・マイクロ・フォーサーズ規格の主導権はパナソニックが握っていたという訳ではない
・ファインダーは真ん中にあって欲しいという意見が多く取り入れた
・写りの良いカメラというと一眼レフタイプを想像する筈、ステップアップしてもらう為の形
・EVFを付けない方が設計は楽、相当に苦労
・ファインダーなしのキワモノに見られたくなかった
・オモチャのカメラっぽく見えるのだけは避けたい
・EVFの品質や性能にはこだわっている、光学ファインダーでは得られない情報を伝える
・EVFはパナソニックの業務用ハイビジョンカメラ向けに使われているものを搭載
・形状に関して自由度が高い、市場が広がればいろいろな製品を出せると
・1号機ではこれまでのLUMIXシリーズに入っている機能は全部入れたいと考えた
・マイクロフォーサーズで本格的なムービーを作るならば、パワーズームを実装することも可能
・一眼レフの製品ラインは、今後とも継続的にやっていく
・Lシリーズは銀塩移行ユーザ向け、Gシリーズはデジタルカメラ世代のユーザー向け
・動画撮影に関しては中途半端な状態では出せない、対応レンズとともに来春の発売になり
・”おまえら最初から作ってたのに、黙って発売しやがって”といわれないように、あらかじめ知らせておきたかったから
・動画に対応する為には撮影時の安定性を高めるための技術を盛り込んでいる
・動画機能を盛り込んだレンズに”HD”が表記される
・本格的に映画っぽい映像を制作する道具となるとすごく難しい
・静止画が中心で、それを補完するための動画撮影という位置づけ

パナソニックのマイクロフォーサーズ機とフォーサーズ機の狙いのまとめとしては、、、

・全世界には1億人のコンパクトデジタルカメラユーザーが。その中には、もっといい写真を撮りたいとう方に、軽く小さく優しい一眼システムを提供する

こちらが、日経トレンディ様がYouTubeにアップされたG1関連の動画


・ターゲットはLUMIX ユーザのうちもっと奇麗な写真を撮りたい方向け


・レンズ内手ブレ補正にしたのは、動画に対応する為


・将来Leicaブランドが入ったG1専用レンズが出る

何故、G1がこのようなカタチになったのか?それはLUMIXユーザのステップアップとして、一眼レフタイプの形状を選ぶという予測、そして、動画撮影機能が搭載されていない件は、ムービー部門との棲み分けを行えるようになるまで出せなかった事情もあるようですね。

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