Fujifilm Super CCD EXRでF31fd超えを約束
フジフイルムは、 ご自慢のハニカムCCDの次世代モデルSuper CCD EXRをフォトキナで発表しました。。。
Fujifilm’s second technology announcement of the day is the latest development of its Super CCD sensor, Super CCD EXR. Designed as a ‘three in one’ sensor combining the benefits of high resolution, high sensitivity and wide dynamic range, Super CCD EXR uses a totally new color filter array and has the ability to process half the pixels separately. T
フジのこの新しいハニカムCCDの特徴は、通常のベイヤー配列のCCDを2つを斜めにずらして交互に配列したような構造を取っているということです。
これにより、今まで交互に加算してた色情報を近いセンサー同士で合成出来るようになった結果、ハニカムの弱点であった、細かいラインで偽色が発生しやすいという欠点が無くなり、更に、交互配列によって解像度も増大させているようです。
更に、2組のCCDを論理上重ね合わせた構造を利用して、1組を主に明部に、もう1組を主に暗部に割り当て、その情報を加算することによって、ダイナミックレンジを大幅に増加させているそうです。
フジにはS5proなどプロ用デジタル一眼レフカメラで使われているSRタイプのハニカムがあるのですが、これと同等のダイナミックレンジということです。
ちなみに、SRタイプのハニカムCCDは、大小2つのセンサを混合して配置した、これもフジ独自のイメージセンサーです 。
そして、フォトキナの会場では、フジフイルムの担当者が、コンパクトデジタルカメラ史上最も高感度が強かったという評価のFinePix F31fd より、 Super CCD EXRを採用したデジタルカメラは凄い高感度性能を発揮する筈と確約されています。
The result should be 6 megapixel images with none of the false color that can appear in existing pixel-binning modes which combine information from different colored pixels. “We think the signal-to-noise ratio of the sensor means pixel quality in dark regions is superior to the F31fd,” Nishimura.
ここの所、名機となったF31fdを超えれず、なんとなく元気が無いようなイメージだったフジフイルムはこの画期的なイメージセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラを2009年初頭には発表するとのことです。
私も元F31fdユーザとして、現F11ユーザとして、ハニカム好きなのですが、フジのこの新しいイメージセンサーには期待しています。