BMWもベンツもエコカーラッシュなニュースが相次いでいますが、一方で、最強のガソリン車は誰だ?その典型は独ニュルブルクリンクロングコースでのタイム争い、ポルシェ.v.s.GT-Rという構図が進行中でしたが、それに参入したのは何と、アメ車、そうです、アメ車の典型なコルベットです。
米General Motors(GM)社の技術者がハンドルを握る、ノーマル仕様のテスト車『Chevrolet Corvette ZR1』(シボレー・コルベットZR1)が、ドイツにある有名なサーキット、ニュルブルクリンクの北コースで7分26秒4という驚愕のラップタイムをたたき出した。このタイムは、量産車が出した世界最速レベルの記録だ。
ニュル7:26な様子です。
まずはその驚異的なドライビングの動画をどうぞ
しかも、いきなり、GT-Rはおろか、ポルシェのタイムも破ってしまいました。
GMによれば、タイヤやサスペンションも含め完全な市販状態で、だそうです。
そして、このコルベット、どうやらミッションが通常のスティックタイプのミッションのようです。
GT-Rがツインブレードのツインクラッチなのに対してです、、、
確かに、そのラップタイム動画を見ると、サスペンションは、かなり柔らかい挙動に見えます。
GT-Rが市販状態でレースカーも驚くガチガチサスペンションなのに対して、このコルベット ZR-1はギャップを通過する度に、ゆらゆらと車が動く姿が印象的です。
その分、ドライバー視線での動画はかなりスリリングなものですね。。。。
クルマの挙動の全てをしらなければ、どこに吹っ飛んで行くか判らないような不安感が漂っています。すごい
一方で、流石600馬力を軽く、それを6000rpm台という低回転?で叩き出すエンジンは、3000rpmが完全にアタックで使える回転数、トルクのお化け状態と思われます。
そんなパワフル過ぎるコルベットZR-1のストレートでさえもスリリングですね。
ポルシェが、その技術の粋を尽くし2000万円近いクルマで出した記録、それを、GT-Rがニッサン得意の超ハイテクを駆使して追い上げる中、シャーシ設計もかなり古いアメ車に搭載した巨大なV8エンジンに、スーパーチャージャーをポン付けしたコルベット ZR-1がこの2台のタイムを超えちゃったというのは、ある意味奇跡的かもしれませんね。
日本でも高速道路はおろか、峠でコルベットに追いつかれたGT-Rは道を譲る必要があるかもしれませんよ?
2000万円以上のスーパーカーより速く、誰もが公道最速と思っていたGT-Rに以外にお手軽に購入出来る、しかもそれがアメ車であるというのは、外野目線ではかなり痛快です。。。(^^;;;
エコな今日この頃、ポルシェGT2や、ニッサンGT-R、そして、コルベットZR-1達がいかにエコに考慮したとは言えだんだん肩身が狭くなる筈のご時世、そろそろ、ガソリン車による、ニュルブルクリンクタイムアタックも、結論が出る時代かもしれません。
最後まで、意地を張ってタイム挙げてくるのは、どのメーカーになるのでしょうか?
そして更にこの争いは、将来電気自動車に破られる日も来るのでしょうか??
(^^;;