フルサイズイメージセンサーを搭載した、ニコンD700が昨日(25日)発売されました。
私も早速某売り上げナンバーワンな家電量販店で触らせていただきました。
店頭に置いてあったのは、キットモデルと同じAF-S VR Zoom-Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6G(IF)が装着されていました。
フルサイズの中級デジタル一眼レフといえば、キヤノンのEOS 5Dが発売以来唯一の存在でしたが、それに比べ流石D700は後発だけあって、いや、価格も10万くらい高いせいでしょうか、手に持った第一印象としてしっかりと引き締まっている印象でした。
ボタンやスイッチ類もニコンの上級機から踏襲された、判りやすく確実に操作が出来るもので、5Dが1D系よりもEOS Kissに近い(40D系に近い)体系なのとは、違うクラスのように感じられました。
また、D700とED 24-120mm F3.5-5.6Gの組み合わせは、5D EF 24-105 F4 Lよりかなりコンパクトに感じられたので、帰宅しサイズと重量を比較してみると、、、
D700が 約147×123×77 mm 約995 g ED 24-120mmが φ77×94 mm 575g
EOS 5Dが 152×113×75mm 810g EF 24-105mm が φ83.5×107mm 670g
となり、組み合わせた重量的には、D700が1470g EOS 5Dが1480gとほぼ同じなのですが、バランス的には100gレンズ側が軽く、鏡筒が一回り小さいD700キットの方がずっとコンパクトに感じらることに納得。
これなら、フルサイズを意識しないで、ミドルクラスのデジタル一眼レフとほぼ同じ感覚で持ち歩けるのが良いと思います。
また隣においてあったD3やD300と持ち比べて見ましたが、ニコンは操作系から質感までにクラス分けのバランスが絶妙に上手い。
キヤノンの場合5Dと1D系に大きな壁があり、5Dと40Dが非常に接近しているのに大して、D3とD300でも大きな違いが無く、その間にちゃんとD700が位置付けられている感じでした。
ということで、その他具体的な性能や画質などはプロの方のインプレッションが参考になるかと思います。
ニコンが満を持して発売した「D3」の登場から、早くも8カ月近くが経った。もっと手軽にFXフォーマットを楽しみたいというユーザーの声に応えて登場したのが、今回紹介する「D700」だ。
世界中でかなりの人気となり、バックオーダーもかなりのものになりそうなニコンD700、、、結局30万円以上の出費はかなり高級なデジタルカメラですが、その分の価値はありそうです。
ニコンユーザでコンパクトなフルサイズのデジタル一眼レフを待ち望まれていた方は、完成度抜群、というかD3と中身がほぼ同じなD700は”買い”なのでは無いでしょうか?
キヤノンユーザの私ですが、D700に対抗するフルサイズ3D?、6D?7D?も噂されていますから、じらさないで早く発表してほしいものですね、、、
そうすれば、5Dや1Dsの中古が安くなるというものですwww