8年ぶりにHONDA RC212VでもってGPに復活した、タディー岡田選手。
ホンダとはあくまでも開発ライダー契約な訳ですが、その目的は、、、、
開幕後には一度も登場していなかったニューマチック・バルブ・エンジンを、今回のイタリアGPに自らワイルドカード参戦して初めて実戦使用する事になったHRCの開発ライダー、約8年ぶりにグランプリの公式セッションに返ってきたタディーこと岡田忠之選手
かつてF1やWGPではエンジンはとにかく最強だったホンダですが、MotoGPが800ccに制限されそれまでの最強5気筒エンジンが使えなくなり、新しいV4エンジンを開発した訳ですが、そのエンジンパワー不足は深刻なもので、ドゥカティの驚異的ストレートに指をくわえただけ、、、
それを打開すべく、ドゥカティのデスモドローミックバルブに対抗する為にニューマチックバルブを搭載したエンジンを開発しているようです。
そして、今回のイタリアGPで岡田選手の手で初めてMotoGPの実践の場を走ることができたようです。
結果は完走したということで、とりあえずは1GPを壊れることなく終えたということで、今後ホンダのニューマチックバルブエンジンが全選手採用してくれるまでに成熟させるのが岡田忠之さんの役割のようです。
ちなみに、YMAHAは既にニューマチックエンジンを投入済み。
午後にはニューマチック・バルブ・エンジンの加速性能を最大限に発揮する事に成功、FP2の開始から12分が経過したところでタイムシート上のトップに立ち、午後のセッションを通してトップ3以内のポジションを維持した。
とにかくエンジンには最新の技術を駆使しチャンンジするのがホンダですが、ニューマチックにかんしては遅れをとっちゃいました。
ジェット機まで作れちゃうホンダのことですからすぐに挽回することでしょう。