MYCOM様でプロカメラマンの方がキヤノンの1Dと1Ds、つまりAPS-Hとフルサイズのイメージセンサから得られる画像について解説されています。
キヤノンから35mm判フルサイズCMOSセンサーを搭載したプロ向けのデジタル一眼レフ「EOS-1Ds Mark III」が発売された。筆者は「EOS-1D Mark III」を常用しているが、さらなる画素数が必要になり、EOS-1Ds Mark IIIを購入することになった。そこでEOS-1Dユーザーから見たEOS-1Dsをレポートしたいと思う。
実は私、そのAPS-Hの1D Mark IIユーザなんでとても気になるレポートです、、、
・1Dsはすべてのレンズにおいて、はっきりとわかるレベルの周辺光量落ちが発生している
・1DsではF8程度まで絞れば周辺光量落ちはほとんど目立たなくなる
・1Dでは各レンズの解放値から1段絞ったF4やF5.6でも周辺光量落ちはほぼ気にならない
・周辺光量落ちはDPPなどソフトで補正できる
・歪曲収差歪曲収差は画角の広い1Dsの方が目立つ
・DPPでの歪曲収差の補正も出来る
・1Dsで解像力チャートの限界値である2000TV本を超えてしまった2600TVくらいはある
・1DsではEF 24-70mm F2.8LのF2.8ではまるで像が結像していないような写りになる
・F8?11が最もシャープ
・F22になると今度は回折現象で像が甘くなる
・EF16-35mm F2.8L IIでもやはり1Dsで使用するとやはり周辺が流れやすい
・1Dsの周辺光量落ちはEOS 5Dよりもずいぶん少ないように思う
・A4見開き(断ち切りA3ノビ以上)、広角が必要なシーンで1Dsを利用、それ以外は1Dで使い分けている
・2110万画素を持つ1Dsの解像力は1Dや他社製を含むそのほかのデジタル一眼レフをも大きく凌駕する
・DPPなどのRAW現像ソフトで補正はできるが多少なりとも画質は劣化する
・これからのレンズ開発に期待したい
ということで、最近ニコンD700やキヤノンEOS 5Dの後継の話題などでフルサイズデジタル一眼レフカメラの期待で盛り上がっていますが、APS-Hサイズも使い分けられる存在だとうことが判りますね。
本当だったらどちらも所有したい、、、と思うのですが、先立つものがありませんw