気なるオリンパスE-520が発売されましたので
5月30日OLIMPUS E-520が発売されました。
見た目と名前のとおり、2007年6月に発売されたE-510の後継モデル。外見上の違いはほとんどなく、重さは5gだけ増えている。液晶モニターが2.5型ハイパークリスタルから2.7型ハイパークリスタルIIに変更された分が、5g増につながっているのかもしれない。
ということで、E-300の後継探し?(^^;;中な私も某カメラ店の店頭で確認してきました。
まず最初に確認するのが設定のメニューを開くこと。
E-300で慣れたメニュー構成なんですが、項目が1.5倍くらいに増えているのは良いのですが、更に、階層構造になっているオリンパスのメニューですが、その階層数も増えていました。
キヤノンのメニューがタブが多い代わりに比較的フラットなのに比較すると。
例えば、E-300とKiss Nくらいの入門機の場合、オリンパス方式の方が使い易いのですが、E-520くらいに豊富な機能になってしまうと、メニューの階層を入り込んでしまうと、元に戻るのがおっくうになります。
各モデルの一貫性があるのも良いですが、設定項目が飛躍的に増えて来て、ディスプレイも大きくなっていることを考えると、メニューの刷新も必要なのかと思います。
その他、ハード的な使い勝手や画質についてはE-510を熟成させ、E-3並みのイメージセンサーを搭載したOLIMPUS E-520ですから、まったく問題がなさそうです。
ハイスピードイメージャAFも試してみましたが、シビアなレビュー記事などでは、レスポンスの問題が書かれていますが、一眼レフの位相差方式と比べると遅いのはしょうがないと割り切ると、かなり使えると思います。
動いたものを追いかける時は、C-AFで、スナップや景色を撮影する時は、ライブビューによるハイスピードイメージャAFを使うのが普通ですから、ライブビューでC-AFが使えないなど細かい制約は気にならない、あればかなり便利と感じました。
E-300ではライブビューですら無いですから雲泥の差ですね。
また店内では特に手ブレ補正がありがたく、どんなレンズでも手ぶれ補正が使えるということで羨ましい限りです。
ただ、E-300とさほど変わらないファインダー、、、これはフォーサーズだとE-3のようにお金を掛けなければやっぱり駄目なんですかね、、、
E-420並みの大きさで手ブレ補正が付いて、せめてE-1並みのファインダーがあれば、、、ってそんなそんな高望みは良くないですね、、、
とにかく、E-520は完成度満点の、オリンパスなデジタル一眼レフカメラでした。
その他ネットでのレビュー記事などはこちら
E-520に搭載されている撮像素子は、基本的にE-420と同一のものでライブビュー撮影を前提としたセンサーだ。E-520の撮像素子の特性に合わせて画像処理エンジン「TruePicIII」もチューニングされており、E-3、E-420らとともにオリンパス製デジタル一眼レフカメラにおける色傾向の統一が図られている。