デジタルプリントでポラロイド撤退→富士フイルムが最後の砦
ポラロイドと言えば、その名前自体がインスタントカメラの代名詞でもあったのですが、何とインスタントカメラ市場から撤退するのです。。。
デジタル製品が市場に定着する中、インスタントフィルムの需要は減少を続けております。ポラロイドは、入念な検討を重ねた結果、インスタントフィルムの生産を2008年夏までに終了することといたしました。
日本ポラロイドは、インスタントフィルムの生産を08年夏までに終了する。インスタントカメラは昨年4月に生産を終えており、同社の代名詞にもなっていたアナログインスタントカメラ・フィルム事業から、完全撤退することになる。
撤退の原因は、勿論デジタルカメラの普及により、インスタントカメラの市場が急激に縮小したということですが、、、
何と2011年には100億枚ものデジタル写真が紙に出力されるということで、プリントもデジタルからという流れが止まりません。
ポラロイドインスタントフィルム存続署名運動も、、、
札幌のアマチュア写真家が、米ポラロイド社インスタントカメラのフィルム生産継続を求める署名運動をホームページ(HP)で展開している。「デジカメとも銀塩フィルムとも違う味わいを失いたくない」と、七月末まで一万人を目標に集め、本社に送付。日本人ファンの熱い思いにいちるの望みを託す
ポラロイド=インスタントなんじゃ、、、
ポラロイドは、1937年にエドウィン・ハーバード・ランドが創立したPolaroid Corporationの略称、または同社が開発したインスタントカメラの通称。
Polaroid Corporation(以下Polaroid社)は、拡散転写法によるモノクローム及び拡散転写法による天然色写真術によるインスタントカメラ及び、偏光板(ポーラライザー)及び拡散転写法に係る各種感光材料の製造販売及び拡散転写法用のインスタント写真用各種光学器機の製造販売・立体偏光動立体画像に係る光学機器と感光材料のメーカー、また後述するPetters Group Worldwide社によるPolaroid社の買収時に事業を拡大したデジタルカメラや液晶テレビ、DVDプレイヤーなど情報家電のメーカーでもある。で、こんなもの作って頑張っているポラロイド、、、
デジタルフォトフレームで自己否定ですか(^^;;;
で、いざ撤退となると、以外にインスタントフィルムの市場がまだ存在するということ、、、そしてその煽りを頂戴したのが我が日本の富士フイルム
富士フイルムのインスタントカメラが突如、売れ出すという異変が起きている。インスタントカメラの代名詞でもあるポラロイド(米国)が専用フィルムの生産を6月末で終了し、日本でも供給を打ち切ることを決定。これに伴い、世界で唯一のメーカーとなる富士フイルムの製品にスポットが当たり始めたということのようだ。
富士フイルムのインスタントカメラが突如売れ出すという異変が起きている。ポラロイドの撤退に伴い、世界で唯一のメーカーとなる富士フイルムの製品にスポットが当たり始めたということのようだ。
特に医療や、警察など重要な場所では必須のようです。
医療や警察に需要
業界関係者によると、最近の需要の8割以上は画像の改竄(かいざん)が許されない医療機関や、捜査証拠品の撮影に使用する警察関係者だったといわれる。なんと、世界唯一のインスタントフィルムを作っているのが富士フイルムなんだそうです。
となると逆に、引くに引けなくなっちゃいそうなんですが、もしかしたら可哀想なのは富士フイルムかもしれませんね。銀塩フィルムやインスタントフィルムなどこれから厳しい時代が続くと思いますが、頑張ってください富士フイルムさん!
皆さんもデジタルも良いけど、チェキで遊ぼう!(^^;;;
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