スーパー・アグリの完全撤退で、突如F1のレギュラーシートを失った、もう1人のドライバー、A・デビッドソンさん。
彼も、この1件での被害者の1人。。。。
当然レーシングドライバーならF1のシートを諦める人なんていません。
A・デビッドソンさんは動き始めています。
スーパー・アグリのアンソニー・デビッドソン(29歳:イギリス)だが、「まだF1のキャリアはあきらめない」と英『BBCスポーツ』に語っている。
A・デビッドソンさんがSAのドライバーになった経緯
元々、ホンダF1のお抱えドライバー。
長いテスト・ドライバー期間、どうやらホンダのレギュラーシートを餌に、他チームへの移籍を思い留めさせられていたフシがあります。
しかし、バトン契約問題でバリチェロさんが突如ホンダに加入、更には日本人ドライバーである佐藤琢磨さん擁護という背景もあり、デビッドソンさんはHONDA4番目の男であり、結局ホンダ・レーシング・F1のシートはどうしても獲得出来なかった訳です。
そんなこんなでSAに加入することがほぼ決まっていた、ペイドライバーである、カーティケヤンさんを、ニック・フライが強烈に反対して、Aデビッドソンさんと無理やり交替させましたが、これもSAの財政難の大きな要因にったのです。
仮にカーティケヤンさんがレギュラードライバーになっていたとすれば、スーパーアグリがフォースインディアの名前を引き継いでいたかもしれませんね、、、、
結果、うがった見方をすれば、Nフライさんは、お抱えA・デビッドソンさん問題、そしてSAぶっ潰し作戦を、一挙に解決出来た訳です。
そして現状のバリチェロ不振という千載一遇のチャンスであるかもしれない現状は、A・デビッドソンさんにしてみれば、HONDAに戻れるか、F1のキャリアが絶たれるのかの勝負どころですね。
更に、佐藤琢磨さんもホンダに出戻るという声もちらほら。。。。
バトン、バリチェロ、佐藤琢磨、デビッドソン、、、その他いろいろ。
来期のHONDAのシート争いは、身内のシャッフルで混沌状態になるかもしれませんね。