ヴァイグルさんSAについて熱く語る。その背景にあるのは?でもホンダは?
火曜日にワイグルさんがHONDAにSA救済計画をご説明されるそうです、、、
ミュンヘンに在住するヴァイグルは、ホンダの役員会の承認を得るために、チームへの投資計画を提案するのがこの火曜日なのである。
・ドイツミュンヘンのビジネスマンで
・先月50歳になったばかり
・1970年代に創立した自動車やバイクのパーツの会社のCEO
・現在年間2億ドル以上の売上
スーパーアグリを支援することを決意した理由
「......チームを救うだけでなく、スーパーアグリF1チームと佐藤琢磨の将来を築いていくもの.....」
「第一の使命であり目標となるのは、ホンダの支援を受けてスーパーアグリの技術レベルを高めることだ。.......F1が健全なスポーツであり続けるためには、メーカーのワークスチームだけでなく、プライベートチームも必要だと強く信じている」
「いつもスーパーアグリに感銘を受けてきた。このチームは力強いファイターであり、非常にコンペティティブで、投資に値する。私の会社と投資家たちにとって、ホンダの協力のもとにスーパーアグリは存続して、生き長らえ、成功しなければならないのだ」
とこのインタビューのポイントは、、、
・佐藤琢磨さんも一緒に助けたい
・別の投資家も存在する(売り上げ2億ドルでは100億返済出来ないですよね)
・ホンダと共にやっていきたい
こちらはWEIGL Group のサイト
うがった見方をすれば、彼らの取引先は主にドイツの企業であることが判りますが、この取引先企業の1つに日本の企業、まずはホンダを加えたたいということ、そして、SA救済のお話で、直接ホンダの上層部にコンタクト出来るという願っても無いチャンスを作ることがで出来たと言えるかもしれません。
また、この救済話でWEIGL Group =救世主というイメージを世界中に知らしめるという宣伝効果もあるかもしれません。
WEIGL Group は1970年代創立で年間売り上げ2億ドルという中堅企業、ここいらで世界トップレベルの部品メーカーに成長する為の企業戦略の1つかもしれませんね。
しかし、肝心のホンダは今のところあまり乗り気じゃない、、、
スーパー・アグリへの支援に乗り出しながら、ホンダ・サイドから拒否された形の独『ワイグル・グループ』では、フランツ・ヨセフ・ワイグル代表が「すべてはホンダの手の中にある」と、下駄を預けた状況だ。
更に、別の救済話まで現れて、、、
こちらはスペイン発、、、GP2チームを所有する方
スペイン人実業家のアレハンドロ・アガグ氏、そしてエイドリアン・カンポス氏がトルコGPに先だってチーム存続の危機と戦うSUPER AGURIの救世主として、再び名前が挙がった。
結局、トルコGPに不参加→SA清算→HONDAから完全売却、、、っていうストーリが濃厚なのかな〜