かねてからベビーフェラーリと噂されていた(と思われる)Ferrari Californiaの画像が公開されました。
プレスリリースはこちら→http://www.ferraricalifornia.com/assets/pdf/ferraricalifornia-en.pdf
かつて1950年代に、フェラーリはアメリカ向けとして250 California Spyderを販売していました。
New Californiaのデザインはどこかクラシックで、フロントフードのエアインテーク、ラジエーターグリルのメッシュ、ビルトインされたライト等を見ると、250にインスパイアされたものだと思われます。
エンジンは直噴4300cc V8、フラットクランクシャフト。フェラーリもとうとう直噴エンジンです。
そして、フロントミッドシップにこのエンジンを搭載、フェラーリのフロントミッドは初とのこと。
駆動系はトランクアクスル。7速デュアルクラッチシステム。
リアサスペンションはマルチリンクで快適性に拘っているとのこと。
そして、Ferrari F1から技術をフィードバックした、F1-Trac と呼ぶトラクションコントロールシステム。(今期のF2008には搭載されていませんが(^^;;;)
カーボンメタルセラミックのブレンボブレーキシステム、
そして電動のハードトップを備えるオープンボディーとなっております。
F430の510psに対して、460psですが、0-100km/hは4秒以下となっております。
さらにフェラーリとしては初?の環境を意識した、ローエミッションエンジン、CO2排出量310g/kmということです。
ボディ外装は全てアルミニューム、
そして内装はゴージャスに拘ったということで、フロントエンジン、オープン、そしてカルフォルニアということで、正にアメリカの西海岸を”転がす”フェラーリなのかもしれません。
同じシリンダー数で、速さに拘ったF430、に対してGTカーとして快適性とゴージャスに拘った、Ferrari Californiaとはそれぞれのキラクターは、棲み分けってことですね。
公式の高解像度画像はこちらからダウンロード可能→http://www.ferraricalifornia.com/webapp/downloads.htm