A&vフェスタの翌週、自分の中で堪らないものがこみ上げて来ました。
それはずっと愛用していたにも関わらず、2年前にあまりにも無残な姿となり、使用を中止していたAURATONE 5C-Vスピーカーの復活を思いついたのです。
そうですコレが私のAURATONE 5C-V
エッジがぼろぼろ、、っていうか、消滅しています(^^;
AURATONEスピーカーについてご存知の方はもう少ないと思いますが、有名なAURATONE 5C SUPERSOUND CUBE. 一時期はかなりの数のスタジオに常備されていた”モニタスピーカー”です。
と、それでは”プロ用”の高音質モニタスピーカー、、、という錯覚を受けるかもしれませんが、事実そのイメージを利用してで販売していたかもしれませんが、、、実際の使いどころとしては、編集した音源を一般家庭のテレビやラジカセなどのショボイスピーカーで鳴らしたらどう聞こえるか?の目的で使われていたという説が多いようです。
実は私も学生時代バイトしていた、テレビ放送スタジオでは、テープの頭出し用などコンテンツを準備する際の事前確認用として使っていました。
音質はナローレンジですからメインスピーカーの音を邪魔しないという利点もあったのかもしれなませんし、ラックやコンソールに置き易い前面面積がミニマムなユニットな商品だったようです。
ですからカタログ上12cmフルレンジスピーカーが入るには異例にかなり小さいエンクロージャーです。
しかしながらAURATONEは一応業務用としてチューニングされていたのか、誇張の無い素直な音質であったのが目ざとい日本人の方にも認められ、更にはミニマムでシンプルなデザインが住宅事情が厳しい日本にぴったり?そして”プロ用”のフレーズに弱い日本人にはある程度の人気もあったようです。
私もそんなイメージに吊られ結局買ってしまったのは、AVシールドが追加された後期モデルでAURATONEも徐々に飽きられ投売り&在庫一掃爆安セールになった頃です。
で、スタジオに置いてあるAURATONEは初期モデルとの一番大きな違いはそのユニット、防磁シールド仕様になりましたが、何と言ってもコーンエッジが、耐久性のある布製から、加水分解しちゃうウレタン製に変更されていたのです。又、背面のスピーカーコード端子も、前期型はプロっぽい丈夫な金属製ネジ式、後期方はプラスチックのレバー式になっていました。
つまりこの後期モデルはもはやスタジオ需要ではなく、一般家庭需要に答えるモノだったのかと思われます。
で、ウレタンエッジになったAURATONEはこんな風に10年絶ってボロボロ、、、
それまで、Macの横に置いてiTunes再生用として使っていたのを中止してそのままになっていました。(内蔵スピーカー or iPodで聞いていたw)
で、本当だったら、そのエッジ修理出せば復活するのですが、、、調べて見ると、何と1本1万円以上!いや2万円くらい取られるとこも多いです。
安物のAURATONEも、高価でビンテージなJBLやアルテックのユニット修理代金当然同じお値段。。。。非現実的ですw
更に、自分で修理するキットも売っているようですが、こちらも部品やら、接着剤やら、送料やらで2本で軽く5千円オーバー、、、にしては面倒くさ杉ww
だって、元々接着されているエッジを丁寧に剥がさなくてはいけないのですから、、、
結局、そうです、A&Vフェアでみかけた、素晴らしい自作用スピーカーユニットをポン付けして復活を試みる作戦思いつきました!