あのポップで人気者のMotoGP王者ロッシが、現在のマシンに順応するのが難しいとのコメントしてます。
ヴァレンティーノ・ロッシは、MotoGPでの電子システムによる影響があまり好ましくないと再び主張した
2ストローク500ccでGPデビューを果たしたロッシ。
この時代のマシンは、勿論トラクションコントロールも無く、電子デバイスといえば点火時期制御や排気バルブコントロールシステムと簡単なテレメトリーシステムくらい。
それがMotoGPとなりエンジンが4ストローク化されると共にエンジンの電子制御が積極的に出来るようになり、更には近年運動性能に関しても電子制御出来る技術が確立され、F1とひけを取らない電子デバイスのオンパレード、ロッシが混乱するのも解ります。
でもそんなこと考えている間に新しい電子デバイスが開発中、んもう、ロッシも旧時代のライダーになったんだなーと感慨深いとも言るかもしれません。
こちらもその一例
走行後にそれを引き出して、どのコーナーで走っている状況、エンジン回転数、車速、ギア位置、ブレーキングの強さや時間、バンク角、前後サスペンションの動きなどを合わせて、正確にライダーがどんな操作をしているか全周回数で記録できてしまいます。ライダーがミスすれば、すぐ分かってしまいますし、他のライダーとの比較もでき、
F1では随分前からやってきたことですが、んもうテクニックは全部数字化され、ライバルに対して劣る分は、操作=数値としてフィードバックされる世界がMotoGPにもやってきてるんですね。
これじゃぁ、秘伝のテクニックを持っているロッシのヒミツがバレバレ、彼にとってはまったく面白くないことでしょうね。。。。