バルセロナテスト3日間で結局トップタイムを叩き出したフェラーリのマッサ。
今回のテストから外されたトラクションコントロールシステムについて、語っています。
アクセルなんてまるでボタンのように
15日(木)、最終日を迎えたバルセロナ合同テストは、この日もフェラーリ(フェリッペ・マッサ)が最速。
これで今回のテストは3日間とも紅い跳ね馬がトップタイムを記録する圧巻ぶりをみせた。
マッサのタイムは1’21.044と、わずかではあるが今季テストの最速タイムを更新、気を吐いた。
バルセロナテストの1日目と2日目はシューマッハがトップタイムを叩き出していた訳ですが、それもTCSシステムの無い時代、圧倒的に速く上手かったマシンコントロールが健在という意味でしょう。
来年から、エンジンマネージメントシステムが、マクラーレン+マクロソフト製に統一されますが、これによってドライバーのこれまで求められていた能力と別のものが必要になるかもしれませんね。
特に今期ルーキーながら、最速のドライビングを見せたハミルトン、この速さの要因としてシュミレーターなので訓練していたということもあります。
ドライビングシュミレータで絶対シュミレーション出来ないのが、トラクションを外した時のGの変化でしょう。
来期TCSが無いマシンでどれだけ速いのか、ミス無くゴール出来るのか注目ですね。