GX100開発者インタビュー
広角24mmズーム搭載、カメラ好きが興味を持つリコー Caplio GX100。ネット界隈では異論反論オブジェクション状態、様々な波紋が投げかけられていますが、インプレス様に開発者のインタビューがアップされています。
要約させていただきました。
・GRではなくCaplioの名前の理由
広角ズーム機GXの後継だから。
・GRDとの違いは?
GRDは最高水準のレンフラッグシップ。高画質と携帯性にこだわったカメラ
GX100は表現力にこだわったじっくり構えて撮るカメラ
・GX100のデザインがGRDと似ているでは?
似せたわけでは無くGXシリーズのユーザー層の志向にあわせた
・GRDのようなファームでの機能拡張はあるの?
コンシューマー機のCaplioシリーズがルーツなので無い
・GRDとストロボ位置が違うのは?
ズームレンズなのでケラレるようになった
デザインを一眼レフカメラっぽくまとめたかった
・EVFが生まれた理由は?
GXシリーズは光学ファインダーが内蔵 だが、24mmだと大きくなり過ぎた。
・なぜ21mmでも28mmでもなく、24mmという画角?
アマチュアにはむずかしいがあえてチャレンジしたいという方に
・画像処理でディストーションを補正しなかったのは何故?
画角が変わったり、不自然な絵になる
PCなどでユーザーの意図で補正していただく方が良い
・F2.5までがんばらなくても、F2.8くらいでも十分なのでは?
GXシリーズの開放がF2.5だったので死守
・どうしてワイコンは19mm?
20mmは切りたかった
・パッシブAFセンサーは何故あるの?
レスポンスが向上するから
シャッター1押しで一気に撮れる
・なぜ1,000万画素だったの
広角なので。
1,000万画素になってもまだ足りないくらい
手ぶれ補正で配線が長くなり、アナログノイズが厳しくなった
GRDよりノイズや解像感は良い
・ノイズ処理に積極的で無いの?
ノイズをつぶして不自然な画像を作るよりは、ノイズを残す方針
解像感を重視
・16:9のフォーマットが無いのは?
撮像素子の上下がかなり切れてしまう
GXユーザーはTVに繋がないので
・1:1フォーマットは?
1:1でアップしているブログの文化が浸透したから
・意識の高いユーザーに向けた製品は続くのか?
記念日にしかカメラを持たないユーザーではなくて、毎日カメラを持って写真を撮るのが好きな人をターゲット
ということで、開発者のメッセージがちゃんと伝わったでしょうか?
ネットで騒がれているイロイロがこれで和らぐことになるでしょうか??