お次はGSX-R600ですが、隼の排気量1/2弱、車重の差は50kg強、、、
GSX-R600は昨年も乗ったのですが、さて今年は、、、、
コースインして、最初に思ったのが、隼に比べてコース幅が1.5倍くらいに広がったように感じたこと。この差は何なんだ!(^^;;;
次にS字で前走車と差を開けて、1ヘアを試してみると早速昨年の感動が蘇ってきました。
もうこのペースだと自由自在。どのラインでも選ぶことが出来そうです。隼の穏やかで重い動きに慣れていた身体がいきなり目覚めました。
35Rからシケインの切り返しの左コーナー。前を走っていた友人のヒザはあと5mmで接地寸前、それでも余裕で走っていますので、もっとペースが速ければ誰でもフルバンクが即座に体験できる安心性能です。
そして80Rから2ヘヤへはその軽い車体も生かし軽々侵入をこなし、ストレートに。
流石に隼の1/2の排気量は、ぐいぐいとは来ませんが、回転を上げるに従って直線的に振り絞られるパワーが、1万回転を超えると逆にパルシブルになる排気音は素晴らしいの一言です。
と前走車がいますので、3速全開にしたくらいでおしまい、、、、もっと引っ張りたい欲望が収まりません(^^;;;
2周目はもう数年乗り継いでいるバイクのように何の不安も無く、もう何でも出来るという感覚。
ブレーキを掛けると即座にコーナリング体制に、自分が計画するラインの常に1本分常に内側を走る感覚。立ち上がりでアクセルを開けると、同じコーナリング半径をトレースしながらも、すっとバンク角を減らし即座に次のコーナーに備えます。
ああ、何度乗ってもこれ以上コーナリングが楽しいバイクは存在するのかと思うくらい、やばいバイクです。
エンジンも私のレベルであ隼では扱いきれなかったのに対して、GSX-R600はサーキットでちょうど全開に出来るくらいのパワー。常に1万回転の前後で仕事が出来そうで、その時の排気音は堪らないものになりそうです!
忘れようにも身体が忘れることが出来ないバイクですね!
Specs
Engine: 599cc,4-stroke,four-cylinder, liquid-cooled, DOHC, 16-valve
Bore Stroke: 67.0 x 42.5mm
Compression Ratio: 12.5:1
Fuel System: Fuel Injection
Lubrication: Wet Sump
Ignition: Digital/transistorized
Transmission: 6-speed, constant mesh
Final Drive: #525 chain
Overall Length: 2040mm (80.3 in.)
Overall Width: 715mm (28.1 in.)
Overall Height: 1125mm (44.3 in.)
Seat Height: 810mm (31.9 in.)
Ground Clearance: 130mm (5.1 in.)
Wheelbase: 1400mm (55.1 in.)
Dry Weight: 161 kg (354 lbs) CA Spec: 162 kg (357 lbs.)
Suspension Front: Cartridge-type, coil spring, fully adjustable spring preload, rebound and compression damping
Suspension Rear: Link-type, gas/oil damped, fully adjustable spring preload, compression and rebound damping
Brakes Front: Dual hydraulic disc
Brakes Rear: Single hydraulic disc
Tires Front: 120/70-ZR-17
Tires Rear: 180/55-ZR-17
Fuel Tank Capacity: 16.5 liter (4.4 gal.) CA Model: 15.5 liter (4.1 gal.)
Color: Blue/White, Red/White, Black/Matte Black, Blue/Black