F1来期、コスワースエンジンを搭載するマシンは無くなりました。
Nifty F1-06: コスワース首脳、「コスワースの終焉ではない」
ジャガー売却とともにビミョ?な立場だったコスワース。
しかしながらV8統一レギュレーションでは名機コスワースDFV時代の再来もと期待、更にはウィリアムズに搭載され、頑張っていたのですが、、、
各社のエンジンの中でいち早く20000回転を達成、流石V8のコスワースと光明も見えていたのですが、何せ耐久性が、、、
高回転化でパワーを稼いでいたのにも関わらず、本番では低いレブリミットで使うというジレンマ、、、成績につながりませんでした。
そして来期のエンジン開発凍結、更に将来の共通ECU化というレギュレーションの大きな変わり目に追従できなかったようです。
新しいレギュレーションでは実質的には開発競争が無くなりますから、エンジンサプライヤも複数チームに余裕で供給できるようになりますし、たくさん買ってもらった方が助かるというものです(^^;;;
これまでワークスより性能が低いにも関わらず、とても高価なエンジンを購入するより、安くて、開発の小回りが効くというコスワースエンジンのメリットが無くなるということでしょう。
フォード・コスワース・DFVエンジン – Wikipedia
過去、ターボエンジン全盛時代もいったんコスワースは撤退しました。
ということで、またレギューレーションが変わり、コスワースや、無限のようなエンジンスペシャリストが活躍できる時が来ると良いですね。
ただ、コスワース紆余曲折を経て、会社組織が分解気味なのが心配、、、