JimiPageの使用で一躍脚光を浴びることになった、自動チューニングユニットのThe Parfomer。もちろんコンピュータテクノロジを駆使しているということで、IT業界でも注目されています。(^^;;;
超有名ギタリスト御用達–脚光を浴びる自動チューニング技術 – CNET Japan
フォトレポート:ファン必見–「自己調節」するギターの数々 – CNET Japan
チューニングが自動化されるのは良いと思いますが、ある程度のギタリストであれば少々チューニングが狂ってても、テンションの掛け方で音程をコントロールできますので、それほどクリティカルな需要は無いのではと思います。
でこの装置の本当の能力は、瞬間的にチューニング変更できるところなのですが、、、
そもそもギターのすばらしいところは、チューニングが自由だということです。
スライドギターにはオープンチューニングが向いていますし、ドロップチューニングすると、迫力が出ます。
ジミーページは、曲中でこの装置を使ってチューニングを変更すること自体を演奏法として利用していました。
これは驚きでしたね!
ということで、CNETの記事にあるようにこの装置はチューニングの安定度を得るということより、本来の目的はギターの表現を広げる手段だと思います。
一方、ギターを始めた人が最初にぶつかるのがチューニングです。
ギターのチューニングを正確にするのは実は至難の業です。
最近はチューニングメータが安価になって、以前よりかなり簡単になりましたが、それでも1弦ずつ完璧に合わせたとして、全部合わせると、今度はネックへの負荷が変わり、全体的に狂う、しかも、新品の弦はすぐ伸びてしまう、、、などなどまだまだ難しいことは変わりません。
ということで、この装置はまだまだかなり高価なのですが、本当にチューニングに的を絞った機能にして誰もが使えるようになればよいですね!
ただ、ギターのこのような複雑で自由な特性を身をもって習得するのは、自分で音叉でチューニングするのが一番なんですけど、、、