究極のRAWフォーマット?
ピントという概念が無い新しい技術だそうです。
撮影した後にどこでもピント合わせられる、カメラ的には超画期的な技術だとか、、、
ということは、このカメラは今までのようなレンズは付いていないのでしょうか?ただの箱に穴が開いているだけなのでしょうか?
ケン・ライト氏は、アマチュアはこのカメラを歓迎するかもしれないが、一部のプロの写真家にとっては、話は別かもしれないと指摘する。
いや、一部のアマチュアは、カメラのレンズを買うことに喜びを感じていますので(^^;;;歓迎されないと思います(笑)
一方、レンズって、ボケが綺麗だとか、シャープだとか、色乗りなど、それぞれめちゃめちゃ個性がある訳で、もしかしたらこの技術の応用で、それらの個性をシュミレートできるようになるかもしれませんね。
そうすれば、ン十万もするレンズと同じ画像がレンズ無しカメラで得られるってようになるのでしょうか?
また、フィルム特性のシュミレートと組み合わせれば、もうカメラは全てソフトが命!ってわけですよね。
それって良いことなのか、悪いことなのか、、、(^^;;;
今でもRAWで撮影し、PhotoshopのCameraRAWやSILKYPIXを使うと、レンズの色収差の補正、シャープネスの補正、周辺光量の増減など、レンズに関わるような補正が既にあります。勿論色補正や粒子感の補正も可能です。またPhotoshopで後からボケを追加する場合、レンズによるボケ、絞り羽枚数、収差、の指定も可能です。
なので、このような後からピントを決めることが出来るフォーマットがあれば最強になりますね!!
ちなみに、楽器の世界では、アナログシンセサイザーをシュミレートするソフトはまったく普通に使われていますし(しかもフリーソフト)、ギターアンプの中にも、有名なアンプやエフェクタをシュミレーションするソフトウエアが組み込まれてたりしてます。
蛇足かもしれませんが、CONTAXのフィルム一眼レフのある機種では、ピントブランケットという機能がありました。つまり、ピントを前後に移動させた画像を連続して撮影する機能です。
そもそもAFだったら必要ないじゃん!というツッコみは置いておいて、デジカメになってフィルム代が無料?になって取り放題なのなら、AFを大きく移動させながら連続して撮影しまくる超ピントブランケット機能があれば面白いかもしれませんね。これでも後でピントを選ぶことが可能ですね(^^;;;
あ、ピントの概念が無い針穴カメラでもいいんだ、、、、