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F1の燃料とオイル

ルノーF1チームがタイトルを獲得した裏方として、燃料とオイルを供給したいたのはご存知同国フランスのELFです。

Racing-Live.com – F1 ルノーを支えるエルフの燃料「モータースポーツは巨大な研究所」

ちなみにこちらの記事でもルノーF1チームの燃料について解説されています。

Renault F1 – PIT REPORT

年間を通じて、テストで使われる燃料はおよそ 100,000 リットル、グランプリ一回あたりで使われる燃料は 1,500 リットル。F1 カーのタンクを満タンにするのに必要な量はおよそ 130 リットル。グランプリ・レースでは、300 km走行するのに 2 度の給油が必要になることもある。この計算だと 100km におよそ 70 リットルの燃料が必要ということになる。

ということで、リッターあたり1.4kmという燃費計算でしょうか?

そしてこちらはフェラーリ、つまりシェルの燃料のお話です。

フェラーリの強さの秘密は軽量フューエル | Response.

一説には他チームの8ラップ分に相当する燃料と同じ重量で10ラップ走行が可能とのこと。

フェラーリチームに供給するShellは軽量燃料という新しい?アプローチをしています。上の数字をそのまま読めば、2割も軽い燃料のようですが、そんな成分あるのでしょうか?

Shell Motorsport 2005 – Formula One Shell & Ferrari:テクニカルパートナーシップ

オイルに混入した金属成分の量を分析することで、フェラーリチームは極めて精密かつ正確なエンジン状態を知ることが出来るのです

Shell Motorsport 2005 – Formula One Shell & Ferrari:移動実験室

シェルの方も研究所と呼べる施設をGPに待機させているとのことです。

Shell Motorsport 2005 – Formula One Shell & Ferrari:数字で見るShell Formura 1

25万リットルの燃料をブレンドする。
Formula Oneマシンに注入する燃料は外気温より10℃低くコンディショニング(冷却)されている。
市販されている無鉛ハイオクガソリンと成分の99パーセントが同一である。

シェルはエルフの2.5倍も年間に燃料使うんですね?燃費悪いぞ!(笑)
また、燃料は冷やすわ、タイヤは暖めるわ、大変ですね?(^^;;

で今期一番凄い燃料はこれかもしれません、、、http://www.f1total.com/bilder/2005/gp/0501aus/do/z122.jpg

ちなみにかつてF1ターボの時代、劇的に燃料が進化し、挙げ句の果てには防毒マスクまでして給油するほどの特殊なものになりました。特にAgipとElfの燃料開発競争は熾烈だったとのことです。
現在は市販ガソリンとほぼ同じ成分がレギュレーション化されているとのことですが、上記のようね燃料メーカーはかなり力を入れて開発競争を繰り広げているようですので、V8でパワーダウンする来期こそタイヤと同様の開発競争が繰り広げられるかもしれませんね。

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