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GR DIGITAL のCCD交換は?

噂?が先行していたのでしょうか。メーカー自らこんなコメントが、、、

リコー、「GR DIGITAL」の撮像素子交換サービスについてコメント

勿論こちらがその噂?の出所だと思います。

コメントから判断すると、より大きいCCDの搭載を匂わせています。
仮にレンズがそのままで“少し”大きいCCDに変更できるとすればその画質以前に当然ですが、“画角”が変わります。
今GR DIGITALは35mm換算焦点距離が伝統?の28mmですが、それを24mmあるいは21mmに出来る筈です。

そうです、リコー様の奇跡的なカメラGR1そしてその評価を決定付け、プロにも愛用されていたGR1sの焦点距離が28mmだったのに対して、
製品情報 / 35mmカメラ | Ricoh Japan | GR
製品情報 / 35mmカメラ | Ricoh Japan | GR1s

2000年に登場したGR21はより広角の21mmレンズを搭載していたのです。

製品情報 / 35mmカメラ | Ricoh Japan | GR21

GR1のボディに新開発の超広角21mmレンズを搭載した。レンズは収まりきれず少し出っ張っているが、本体は高さが3mm増えただけ。コンパクトカメラで21mm焦点距離のレンズを搭載したカメラは世界ではじめて。超広角レンズのためのファインダーは特に設計が困難で、GR21ではボディのスペースの制約も大きく、複雑な曲面を持たせた非球面レンズを多用した高度な光学系を開発して完成した。GRシリーズに対するプロの評価は最高になった。

もし、GR DIGITALがシリーズ化するとすれば、GR21をリスペクトするモデルを作るのが正攻法だと思います。そこでCCDを大きくし、そのままGR21 DIGITAL、、、を考えていて、つい口から出ちゃった、、、なんて予測しすぎ??(^^;;;

ということで、リコー様のカメラの歴史を振り返ってみると、デジタルに移行する直前、20世紀末にGRという35mmカメラのヒットがなければ、リコーというカメラメーカーは存在しなかったかもしれません。
例えば、過去の遺産をひきずるように中途半端にデジタル化に対応したコンタックス様はそうなりました。

246log: CONTAX、とうとうその時が、、、?
246log: 改めてCONTAX正式終了

ということでしょうか、リコー様のGRに対する情熱はデジタルになっても確実に埋め込まれてきました。
その1つの表れは、“G”と“R”という名称を頑なに使っていたということ、もう1つが、28mmという焦点距離に徹底的に拘っていたということです。
実際にコンパクトカメラを購入される方の大半が28mmと35mmの広角粋の違いなんてどうでも良く、“何倍ズーム”という表現の望遠の方がはるかに解りやすくインパクトがあるにも関わらずです。

こんなに“すごくまじめ”なリコー様が、それを使うだけの商品が出来るまで使わなかった“GR”という名称を付けたカメラ、なんだか少しずつですが欲しくなってきました。(^^;;;

ただ、かなりの意気込みで発売されたカメラということで、自前のブログでの最近流行りの“口コミ”を利用しようとする戦略は解りますが、その書き込みを見ても商品の良さに対する訴求が感じられませんし、“思いつき”でブログを立てたような雰囲気で戦略も感じられません。
そもそも息の長い商品として売りたいのならば、もっと落ち着いた発表と、解る人は解る“本当の口コミ”でヒットする商品の方が安心して買う気になると思うんですがいかがでしょうか?

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