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最初に乗ったのは525EXC-R


このバイク、前のエントリで説明させていただきましたように、エンジンはモトクロッサーのエンジンそのものです。レーシングエンジンを公道で味わえる、、、ということで期待が盛り上がってきます。。。。


といっても実は、先週、400EXC-Rのこれまたモタード仕様を乗せていただいてました。
400試乗記はこちらのエントリへ→Room246: #3. KTM 400 EXC RACING アーカイブ
ということで、車体はほぼ同じの400と525、、、ベースとなる450を間にはさんでどう違うのでしょうか?

400の試乗後の予測通り、525のエンジンはよりパワーがありましたが、上の回転域では圧倒的に400の方が気持ちいいエンジンでした!
ちなみに、450のボア×ストロークが、89x72mm、400が89×64、525が95×72。つまり450をベースにショートストローク化したのが400、ボアアップしたのが525ということで、400はより高回転に、525はよりパンチが出るよう、450を中心にしてそれぞれに個性が出るようないいラインナップだと思います。
乗り初めてまず400との違いを感じたのが、低速のレスポンスです。400の場合は普通の市販エンジンとさほど変わらないレスポンスなのにたいして、525の方はアクセルを少し開けただけで機敏に反応し、前に出たがります。爆発的な加速ではないので慣れると全然問題ないのですが、、、
上までまわすと400とは明らかに違う力を感じますが、中速域に凝縮されていてあまり上まで回す気がしません。クロスしたミッションが入っていることもあり、上のギアを選択して再びトルクを味わいたくなります。
ハンドリングは直線道路が主な試乗コースだった為、よくわかりませんでしたが、400とまったく同じ車体にも関わらず、フレームおよび足回りともに心もとない雰囲気がしました。これもエンジンのパワーアップによるものだと思います。
ということで525EXCは力は十分だけど、高回転のオーバーランがいま1つという感じでした、でも街中最速なことは確かですよね!!たぶんエンジンはオリジナル?の450ccがいちばんバランスがいいのでしょうね!
と言ってみたのですが、公道ではなくトラックで競技用として使用する場合は抜けのいいマフラーを装着すると確実に高回転の戦闘力がアップすること確実なのでしょうね!
いやホントはこんなちょっと過激なマシンで思う存分遊んでみたいっす!

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